goo blog サービス終了のお知らせ 

社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

スピード感をもって

2020-06-17 12:46:34 | 日記

「スピード感をもって」
政治家が使うと、そうとう違和感がある。

この言葉は、安倍首相をはじめ、政治家の常とう句、
枕詞になっている。
そもそも「感」とは、発言する本人の感覚だ。
どんなに遅くなっても、「スピード感」という言葉
でゴマカシがきく。

新型コロナウィルスによる売り上げ減少や解雇など
経済がいっきに冷え込んでいる。

10万円の給付金や持続化給付金が遅れに遅れている。
とりわけ、持続化給付金は「サービスデザイン推進
協議会」と電通やその子会社への丸投げや再々々委
託で税金の山分け的様相を示してきている。

新型コロナへの第2次補正予算が成立した。
前代未聞の10兆円の予備費は今後、さまざまな問
題を生みだすだろう。なんせ、安倍首相詣でを繰り
返せば、大きな予算をもらえるから。

財政民主主義が崩され、そうでなくても税金の「私
物化」が安倍首相のもとでひどいことになっている
から。

第2次補正予算には、「持続化給付金」の障害者事
業所バージョンとして最大50万円の給付がある。
売り上げが減少した障害者就労継続支援事業A型、
B型事業所への一時金となり、さらに職員への慰労金
として5万円も。

釧路市内の障害者の事業所では、売り上げが激減し
ても、工賃を下げないため赤字でがんばっている
事業所もある。

政府の主観的な「スピード感」ではなく、「スピー
ド」をだしてやってほしい。