今朝はしんぶん赤旗の配達のため、早朝5時に家をスタートした。気温はマイナス5度、快晴だ。
空を見上げると月がひときわ明るく、木星とシリウスが輝いている。その間には、手にこん棒をもつオリオンが勇猛な姿で鎮座している。
冬の夜空はなんと澄みきっているのだろう。
天上界と違って地上は濁りっぱなしだ。
自民党の「裏金」事件は、選挙で「改革、改革・・・」と叫びながらも、政治資金パーティは止めようとせず、企業献金は絶対に続けると開き直っている。
裏金の原因と使途もいまだに明らかにされない。
北海道9区で辞任した堀井議員は、裏金で香典やす0つ、サウナなど私的に使っていたと報道された。
これはごく一部だ。
政治資金パーティの還付金だけでなく、「中抜き」という自分の懐に入れたものはいっさい明らかにされていない。
「私物化」という闇の世界だ。
「企業も社会的存在だ」から企業献金は許されると本当に思っているのだろうか。
有権者一人と企業のお金は「桁違い」に大きい。
そして企業の目的は「利益」を生み出すことだ。
不利益を与える行為は「背任罪」という刑事責任が発生する。
では企業献金は、その企業にどんな「利益」を生み出すのか。
自民党は企業の要請に応じ、低賃金の非正規労働を大量に生み出した法律をつくってきた。
さらに労働基準法を骨抜きにする「デロゲーション」なるものを行おうとしている。
軍需産業は空前の大儲けだ。
これほど企業献金の効果は絶大だ。
これを止めるのは国民の、有権者の力だ。
自公政権の過半数割れ。
本来であれば「下野」なのだが、自公政権は国民民主+維新で延命している。
自民党の「闇」
冬の夜空のごとく、すっきりさせよう。