みなさあーン お待たせしました このシリーズの2回目ですよ
最近ブログの更新がちっと遅いんじゃあねえ?・・と言う声が聞こえそうですが (汗!!)
そんな事ないですよ (きっぱり!) 更新しない時でも 次回のテーマを何を取り上げたら
皆さんが喜ぶかなあ・・・なんて 空の雲を見つめながらいつも考えているわけですよ
そんな夢見るおじさんなわけですよ・・いかん!弁解してたら変な方向に・・・
さあ早速 先回の課題から行きましょうか
課題は 下記のどの響きが協和でどの音程が不協和でしょうか?考えてください
分かりやすく音程は全てドからにします ギターで同時に弾き、確かめて頂戴 指は任意
1度は省略 協和音程です 2度はドとレ(5弦3Fと4弦開放) 3度はドとミ(5弦3Fと4弦2F)
4度はドとファ(5弦3Fと4弦3F)・5度はドとソ(5弦3Fと3弦開放)
6度はドとラ(5弦3Fと3弦2F)・7度はドとシ(5弦3Fと2弦開放)
8度はドとド(5弦3Fと2弦1F)・・・さぁ それぞれ聞き比べてください
どの音の組み合わせの響きがきれいで又濁ってますか?・・・・でしたね
答えです まずドとド1の度は同じ音同士ですから きれいな響きです(協和音程)
2度のドとレは まあ濁った響きだと思います(不協和音程)
3度のドとミはちょと曇った感じもしますが、でもきれいな響きですね(協和音程)
4度のドとファは一瞬 うん?!と思いますがきれいな響きです(協和音程)
5度のドとソもきれいな響きです(協和音程)
6度のドとラは 深さがありきれいな響きです(協和音程)
7度のドとシは豊かだと感じる人もいますが多くの人は濁って感じます(不協和音程)
最後の8度のドと1オクターブ上のドは 混じり気のないきれいな響きです(協和音程)
いかがでしょうか? 間違っていても気にしなくていいですよ
私なんか 2度のドとレ以外は皆きれいな協和音程だと思ってましたから・・・・
この段階での耳の差異は実力には全く関係ありません
さてここで協和音程をもう少し詳しく調べてみましょう・・・きれいの種類の中でも
混じり気のない透明感のあるきれいさと少し個性や意思を持つ深さのあるきれいさ
とでも言うんでしょうか・・・協和音程は更にそんな2種類に分けられる気がします
ドとドの1度と ドと1オクターブ上のドとの8度は、混じりけのないきれいさだと思います
1度はともかく8度は音を出して是非確かめてください
そしてドとファの4度も難しいですが 深さや個性よりもただきれいと言うきれいさです
しかしドとラの6度は混じり気のないと言うよりも、深さや個性の或るきれいさだとは思いませんか?
まあ いづれにせよ 8度の響きと6度は少し違うなあと感じてくれたら嬉しいのですが・・
この理由はですね周波数なんですよ・・・・・音の高さは周波数で表せます
音を鳴らした時 1秒間に何回の振動した波があるかと言う回数で、音の高さが決まってるのです
例えばイ長調に限っての前提ですがイ長調のドは(Aの音)220Hz(ヘルツ)です
つまり1秒間に220回 振動する波が出来るのです そして1オクターブ上の8度のドの音は
440Hzです・・・・あれ?と思いません・・・・そうです 下のドの2倍の周波数ですよね
だからドと1オクターブ上のドとでは周波数比が1対2になるわけですよね
つまり協和音程の中で元のドの音に対して簡単な周波数比を持つ音程があるわけです
その周波数比になった音程は当然混じり気のない響きがするわけですよね
そして一方そう簡単な周波数比にはならない音程も当然あるわけです
先ほどのドとラのような深さや個性のある音程は3対5のような周波数比になります
さあここで 一つ覚えてください周波数比が簡単な音程を特に協和音程の中でも
完全協和音程と言います そしてそうでない協和音程を不完全協和音程と言います
つまり1度同士の音程や8度そして4度は完全協和音程になります
周波数比が簡単ですから個性や深さはあまり感じないけど透明感のあるきれいな音程です
そして6度は不完全協和音程になります 逆に透明感はあまり感じないけど豊かな深さを感じます
さあここで課題です 残ったドとソの5度とそしてドとミの3度は
完全協和音程か不完全協和音程か答えてください
弾いた時の感じでいいですよ
因みに5度はドは5弦の3F ソは3弦開放
3度はドが5弦の3Fとミは4弦の2Fですよ
何かの参考にでもなれば嬉しいです ・・・答えあわせは次回に・・・。