石川社中 都大路の雨 (オリジナル)
ギター・ソロ曲として作った【雨の京都】と言う曲を
自分なりに気に入って、よく弾いてたんですが
何かそのうちに、物足りなさを感じるようになりました
何が原因かなあ?と思ってたけれど
それはすぐにわかりました
京都にぶらっと若い頃一人旅をした時に、急に雨が降ってきて
私は東山の知恩院の山門で雨宿りをしました
雨に霞む街並みを見ながら、ふと気づくと
何とその山門のでかい事 柱の太さ 建物自体の高さ大きさ等
とても愛知県ではお目にかかれないスケールでした
400年前にこんな建物が人の手と木材だけで作られた事にも驚き
私の視線は景色から山門にくぎ付けでした
帰ってから、その記念にと【雨の京都】としてギターソロを
作ったんですが あの時受けた、とてつもない迫力と重みのような感覚は
ギターだけでは少し表現出来ず、音楽ソフトを駆使して
オーケストラ編成の曲に仕上げてみました。