えーテンションだのオルタードだの、最近難しい内容が続いたので
又今回音楽基礎知識の原点に戻りたいと思います
音楽初心者の人は知識を 又音楽をよく知ってる人も今回を勘違いや見直しの為に
読んでいただければ少しは価値はありではないかと想います。
さて皆さんは今までこんな事感じたことはありませんか?
例えばドから4番目の音はファですよね
だからドとファの関係は?・・・・4度である ここまではOKですよね?
そしてその4度は更に詳しく言うなら完全4度である・・・この完全4度と言う表記はどうでしょうか?
??長4度とか短4度と言っちゃあいけないの?・・・いけません完全4度しかありえません
ではもう一つ ドからミは3番目です よってドとミの関係は3度である 詳しく言えば長3度である
??4度のように完全3度と言っちゃあいけないの?・・・いけません長3度しかありえません
??何で おっちゃん そう硬い事をいわず人はお互い妥協って ものが・・必
いけません ドからミは長3度以外ありえません(ピシャリ!)
こんな事今まで思ったことありませんか?
そんな疑問を持った事のある人にとっては 今回は良い内容ですよ (自画自賛! 日々是感謝?)
まあ今日は何の勉強かと言うと 音程・・・・或いは音程の前の予備知識ってな感じですかね
ではそもそも2つの音と音の距離である音程って何度(何番目)まであるんでしょうか?
つまり或る音から30番目の音は30度と言うんでしょうか? ドレミファ~を例に考えましょう
ドレミファソラシドレ~の最初のドから赤のドまで1オクターブで8度(8番目)にあたります
その次のレまでは9度ですが もう一つの表現として1オクターブと2度と言う表現があります
つまりド~ドは1オクターブ(8度)で又ドレだけ考えれば2度だからド~レは1オクターブと2度です
こう考えると音程は幾ら2つの音の距離が離れても20度だ30度なんて考えなくても
テンションの9・11・13度以外は1度から8度の表現でいいし、8度以上になれば
〇オクターブと2度~7度等の表現でよいわけです
では次に2つの音を同時に鳴らして響かせた場合 当然きれいな響き 濁った響き等色々ありますが
ではその響きの種類 つまり音程ってどんな種類があるんでしょうか?・・・こ・・・れは簡単です
きれいな響きとそうでない響きだけです・・・エーッ!ホンマかいなあ 手抜きちゃう?
いやまじで きれいな響きの協和音程とそうでない不協和音程だけです
何かの参考に少しでもなれば嬉しいです・・・。オイッ!!
さあここで課題です どの響きが協和でどの音程が不協和でしょうか?考えてください
分かりやすく音程は全てドからにします ギターで同時に弾き、確かめて頂戴 指は任意
1度は省略 協和音程です 2度はドとレ(5弦3Fと4弦開放) 3度はドとミ(5弦3Fと4弦2F)
4度はドとファ(5弦3Fと4弦3F)・5度はドとソ(5弦3Fと3弦開放)
6度はドとラ(5弦3Fと3弦2F)・7度はドとシ(5弦3Fと2弦開放)
8度はドとド(5弦3Fと2弦1F)・・・さぁ それぞれ聞き比べてください
どの音の組み合わせの響きがきれいで又濁ってますか?
場合によっては3種類の分け方もありです (きれい・濁ってる・きれいだけど濁ってるの3種類)
簡単なようですが結構判断に迷いますよ でも主観でいいですよ・・・答え合わせは次回に・・。
(石川社中に通う人は プリント 音程の種類の1から14までをメールにて)
2度はすぐ分かるんだけれど
7度は悩みますね
7度の響きがいい響きか そうでもないか難しいところかもしれないね
弾いてみるとかっこいい響きなんだけど
でもD♭7って何処かから借用してきた和音なんですかねえ
それもドミナントの代理和音 つまり最初の流れはDm7 G7 CM7 のⅡⅤのコード進行だったはずだよ
まあそれをおしゃれにG7の変わりにD♭7を使うわけよ
本来は代理コードだけどジャズの人達は[裏コード]って呼んでる
G7はドミナントなので その役割は不安定さでしょ その不安定さは
G7の構成音の中のソシレファの中のシとファで作られてるわけよ
シとファはその距離は全音3つ分離れていてジャズではトライトーンと言って まあ不安定のエッセンスみたいな音程なのよ
ではD♭7は何でそんな不安定さに関係があるかと言うと
その構成音はレ♭ファラ♭ド♭だよね
一見関係ないジャンと思いがちだけれど
ド♭ってシの事だよね? ってことはD♭7も不安定なシとファを持ってるという事でしょ?
だからG7の変わりにD♭7を皆さん使うわけよ
因みに私の好きなのは
Dm9 G7♯9 D♭7(13) CM6
これが難しそうだけど そうでもなく癒される響きでたまんないね!
課題の順番上 色々大変なんだよ これでも
次回出てくるのかなあとは 思ってました
C13 とC7(13) の違いが分からないんですが
ひょっとしてこれって同じ意味ですか
また一番ややこしい部分を突いて来るねえ
これをまともに書くと1回分のブログテーマになってしまうので・・・
うーんどうしよう まあ疑問が残る人はいると思うけれど はしょって書いておきます
普通 2(9th)・4(11th)・6(13th)のテンションは
構成音の中でそのテンション音に近い下方向の音を省略します
つまり2(9th)は直ぐ下の1度のドの音を
4(11th)は3度のミの音を
そして6(13th)は直ぐ下5度のソの音を省略します
そしてC13と表記されてるのは13thのみではなく9th 11th 13thの音を入れるという約束です
因みにC11と書いてあれば9thと11thを入れます
つまりドミソシ♭にレファラを入れて欲しいけれどミとソは入れないでね と言う意味で
ドシ♭ レファラ ・・・になります
それに対しC7(13)は省略しないでC7の構成音ドミソシ♭に13番目の音のみ足して頂戴
・・・と言う意味です9th11thは入りません
つまりドミソシ♭ラ ですね
如何でしょうか? 今回はこれで納得しておいてくださいな
いづれ表記方法も書こうとお思いますので
ありがとうございます参考になります