菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

ラサール石井さんは…

2005年05月28日 | Weblog
5月28日(土)晴れ


本日もZIPPER稽古日。

いつもと同じ様にラサール石井さんの演出を観ていたんだけど、ずっと気になる事があったのよ。

「何故、石井さんの演出は細かいのかしら?」

それをね、ずっと考えていた訳…。

ただ、単純に細かい…って済ませちゃえばそれまでなんだけど、何故だろうと…?
演出家には大きく分けて、2つのタイプがある。

「本も書いて、演出もする演出家」
と、
「本は作家が書き、演出(構成)のみをする演出家」

と。

俺は後者ですな。
石井さんは前者です。
要は、自分が書いた本ゆえに台詞に魂が乗っているんですな。
魂が乗っている故に、全ての役が作家も兼ねている演出家本人なんだよね。
だから、一挙手一投足のビジョンが明確なんだよね。
もちろん、俺みたいな演出家さんでも一挙手一投足細かく芝居を付けるタイプも居ます。
俺は台本によって変えます。
自分なりにね。


石井さんは俺の目から見ると、細かいです。
とっても。
そして、頭いいです。
さすがラサール高校です。
特に、駄目を出して俳優を誘導していく言葉が的を得てます。
とってもとっても勉強になります。
やはり、自分よりクオリティーが高い人と一緒に仕事が出来るのはいいですね。

写メは休憩所でのパニッシュ。
そんな石井さんに立ち向かうべく芝居の打ち合わせしております。


コメント
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