菅野臣太朗の携帯メール日記

演劇で日本を元気に。そして、健やかに

四十九ノ五十五日目

2023年10月16日 | Weblog
十月十六日(月)晴れ


波バカ稽古

稽古場に
舞台セットの仮組みがされました

これが
どれだけ有難いことか

今回の
波バカは
十年間のバッキャローシリーズで
一切やったことない
脚本構成と演出でお送りします

なので
そんな挑戦的な試みを
具象化してくれた舞台セットになります

胡座をかいてるつもりはないけれど
どこかで
自分の得意な部分に甘えてしまうことがある
それが
無意識だったりするから
尚更怖い

仕事が重なると
そこに
甘んじてしまうけど
そんなもんは
何の成長にも飛躍にも
繋がらないことは分かっているのに
そこに収めてしまうことが
とても腹立たしく
今回の
波バカは
自分への挑戦状でもある


帰りの車内

今日も
陽が落ちていく
車窓から
東京から鎌倉までを
いつも
ぼんやり見ています

人工から
自然に移り変わっていく景色を
毎日
進んだり
巻き戻ったり

それでも
人は生きている

僕も
生きている

みんな
生きている

みんなで
生きている

今日も
どうもありがとう
貴方に逢える日を
愉しみにしております
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四十九ノ五十四日目

2023年10月15日 | Weblog

十月十五日(日)雨のち晴れ


波バカ稽古オフ

午前中は
演劇ごはん執筆やら
波バカ演出プラン練りなど

午後からは

こちら

仲間が出演している
舞台「チャーリーとチョコレート工場」観劇

久々の帝劇
満席の客席

お目当ては
SHOCK以外の堂本光一くんが
どう帝劇に立つのか?

小劇場時代から観ている
ウォーリー木下さんが
どんな演出をするのか?

非常に
参考になりました

そして
自分の好きな演劇
自分の創りたい演劇
自分が目指す演劇
が明確に分かりました

夕方からは
偉大なる音楽家のスタジオで
波バカの音打ち合わせ

今回の主題歌は
ハイキャンの歌姫・坂上麻優が歌います

相変わらずの麻優の歌声

今回の作品を
より一層深いところへ連れていってくれます

そして

潮風に連れていってくれるお供

嗚呼
最高

こうやって
演劇は創られていきます

今日は
どうもありがとう
貴方に逢える日を
愉しみにしております

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四十九ノ五十三日目

2023年10月14日 | Weblog
十月十四日(土)晴れ


今日も
波バカ稽古

毎日毎日
新しい何かを掴む稽古

僕の中に描いている景色
それを創りつつ
でも
それよりも面白い瞬間があると信じて
挑戦的な稽古であり
実験的な稽古をしています

演出家の本番は
稽古です

長い稽古期間が
本番です

劇場での本番は
役者とスタッフの本番です

脚本家は
執筆中が本番
書き上がりが千穐楽

演出家も
稽古が本番
劇場場当たりが千穐楽

役者達で
「稽古は稽古」
と思う人と
「稽古も本番」
と思う人とで
だいぶ差が出てきます

それは
プロでも
ノンプロでも

もちろん
オンライン稽古でも

話は変わりますが
実は今
絶賛執筆中の脚本がありまして

演劇ごはん
という演劇プロジェクトから
オファーを受けて書いております

食と演劇をコラボしてるところです

今回は銀座の老舗高級倶楽部での公演

夏に下見や経営側の方々に会い
色々とお話を聞きました



波バカ稽古しながら
こんな脚本も書いてます

今回は
演出家は別の方なので
それはそれで新鮮で
愉しんでいます

久々に
自分が書いた本を渡す本番

愉しみ

今日も
どうもありがとう
貴方に逢える日を
愉しみにしております
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四十九ノ五十ニ日目

2023年10月13日 | Weblog
十月十三日(金)晴れ


波バカ稽古

新たな場面を創りつつ
新たな感覚を植え付けつつ
新たな空間を産んでいく

結局
その作業の繰り返し

今日は
「どうすれば転がるだろう」
と粗通し終わりで思っていた場面

上手く転がらなかったけど
上手く転がらなかった原因が見つかった
有意義な稽古だった

役者達も
上手く転がらなかった原因を
実感出来たので
そこを共有したのが
大きな前進だった

稽古終わりに
数人で反省会をしつつ
福島の日本酒を

お初の日本酒
お気に入りに

稽古して
演劇語って
お酒頂いて

幸せだな
有難いな

こういう生活が出来ること

本当に
本当に
感謝だな

毎日
同じことしか書いてないけど
毎日
そんなことばかり想う

今日も
どうもありがとう
貴方に逢える日を
愉しみにしております
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四十九ノ五十一日目

2023年10月12日 | Weblog
十月十二日(木)晴れ


波バカ稽古

今朝も
地元の神社参拝と
海辺で珈琲を飲みながら
今日が始まったことに感謝する


震災の演劇を創っているからこそ
改めて
当たり前の景色を
愛おしく想う

稽古は
昨日の粗通しを踏まえて
抜粋した場面稽古

まだまだ
役者達の中に
台本に書かれている台詞が
自分の言葉になっていない状態が続く

まだまだ
台本に言わされている
台詞に言わされている

なので
書いた一言一言の真意を
稽古場で役者達に伝えていく作業が続く

世代や出身により
役者それぞれの概念が違う中で
稽古前半は
そこを重点的に行う

違って当たり前
そこをすり合わせて
伝えていく

演出家の仕事として
大きな作業の一つだ

脚本には
「人が、どう生きたか?」
しか書いてない

だから
役者は
「どう生きるのか?」
を追求するしかない

「どう演じるか?」
ではなく

今日も
稽古が終わった

稽古が出来る日常に
感謝しかない


今日も
どうもありがとう
貴方に逢える日を
愉しみにしております
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