んで、結果として10.11日も公演中止というとんでもな展開に・・・
ジョジョの奇妙な冒険といえば、そりゃ人気が高い漫画で、個人的には今回の原作であるファントムブラッドが一番好きなエピソードなんだけど、これが舞台化されると。
あの独特の世界観を舞台化するのは相当難しいだろうなぁ・・・波紋とかどう表現するのかなぁ・・・と思ったら・・・あら、初日の幕が開かないと。
さらに3連休の10.11日まで公演中止・・・
おいおい、どうしたどうした・・・
理由は演出が複雑すぎて、稽古に時間がかかってると・・・
確かにリハーサル室での稽古と実際舞台で多分プロジェクションマッピングが加わった演出だと勝手が違うだろうし、それプラスそのプロジェクションマッピングですら複雑なモノになるだろうから、そりゃ稽古に時間はかかるのはわかるんだけど・・・
初日に幕が開かないというのは・・・恥ずいよね(笑)
んで、多分この舞台は抽選でしょ?人気コミックが原作だから早い者勝ちって訳にはいかないだろうし。
当選した人からは中止にされたら泣くに泣けない。
なんせ今回は主催者サイドがやらかした事だから、何らかのケアはしないと・・・
んで、主催者は返金に加えて交通費/宿泊代まで負担するんだそうな。
ま、ここまでやれば納得はしないだろうけど“誠意”は感じるよね。
それはそれでいいんだけど・・・
問題はここから・・・
つまり、公演中止=全額主催者負担という前例を作っちゃったことが今後大きな話になっていくんじゃないかなぁ。
つまり、何らかの理由で公演が中止になったと。
これまではチケット返金で済んでたけど、今後は交通費/宿泊費の分まで補償しなければならなくなる可能性がある。
全額とはいかないまでも一律いくらって可能性が出てくると。
もし、チケット返金のみの対応となったら、お客さんからすれば
「ジョジョの時はそこまで払ったじゃないか」
となるんだけど、それに対して主催者が納得できる説明ができるかどうかなんですよ。
そういう前例を作っちゃった以上、演劇界も何らかのガイダンスをしっかりと構築しないと、これは今後のトラブルにつながる可能性はありそうですね。
