あー・・・これね。確かに帰りづらいよね。
コンビニ本部にいた時、うちの上司は定時になると真っ先に帰ってましたわ。
「あとは明日やるから。お疲れさん」
本当に速攻で(笑)、会社の前から駅直行のバスが17時35分に出るから、それに合わせているらしい。
自分らも半分呆れつつ、反面「まあ上が帰ってくれたから、こっちは帰りやすいわな」と感謝はしてましたけどね。
ただ、周りの部長連中はウチの上司にいい感情は持ってなかったみたい。
特に上に媚びへつらっていた奴(ちなみにこいつ、自分は大嫌い)なんぞは、上司が帰るところを睨んでましたもんね。
この上司曰く
「仕事がちゃんとできていれば、定時に帰って何の文句があるの?そもそも無駄な残業しても疲れるだけじゃん」
昔の人にしてはかなり今風な考えの人で"サービス残業=会社に対する忠誠度"を真っ向から否定してましたね。
「そりゃ、トラブルがあれば対応しなきゃダメだけどさ、仕事さえちゃんとしていれば誰にも文句は言われないんだよ」
涼しい顔で言い切ります。
まあ、当時はこういう上司は本当にまれ。
大抵は根性論と忠誠心、残業している奴は頑張っているという考え方が多かったですね。
自分がリーダーになった時はこの上司の姿勢をそのまんま引き継ぎました。
当然・・・奴に睨まれましたけど(笑)