今日のガロガ興行は色々な意味で「団体が賭けに出た」興行だったと思う。
一言で言えば「観客不在」
客に媚びる事一切なし。選手や関係者のエゴ剥き出し。
でも、普通の団体なら「とんでもない事」なんだけど、ガロガについてはそれはアリ。
それは、この団体がヒールの団体だから。
大体このヘンな雰囲気は開場前の合同練習からはじまってた。
死神の周りには誰もいない。
リングの下で黙々と練習している。
それを冷ややかに見つめる他の選手達。
この段階で、あきらかに孤立している事が明確となった。
また、今日タイトル戦を行う予定だった高井くんが欠場。
なんと髄膜炎との事。
これでしばらくはリング復帰は不可能。タイトル戦は延期となった。
したがって今日は4試合で行う事になった。
茂木選手としては「タイトル戦をやりたかった」と素直に吐露。
このタイトル、処遇は未定だが、暫定王者決定戦を行う可能性もでてきた。
さて、15分遅れで興行開始。
いきなり鳴海さんの「死神追放査定試合」という言葉に過剰反応する中田代表。
「中田くん、リングの全責任は私にある。そんなに言うなら、選手がどっちにつくかはっきりさせましょう」と鳴海さん。
呼ばれた死神・茂木・覆面太郎・星野・唯我。なんと死神以外は全員鳴海の意見に賛同。
確かに死神一辺倒の中田体制に不満を持っていた所属選手。
ではその死神はというと・・・そのまま控え室に・・・
「中田くん、あなたのやり方は古いんだよ」
自慢げに言い放つ鳴海さん。それはかつてナイトメアを侵攻していたGO鳴海そのもの。
ここで、ガロガ騎士は鳴海さんの手に完全に落ちる事になった。
第一試合。死神対加藤誠
所属選手の冷ややかな目が光る中、ゴング。加藤は得意の蹴りから勝機を見出そうとするが、いかんせんまだ倒せるレベルじゃない。いいようにあしらわれる加藤。
しかし、余裕をかました死神がアイアンクローに行こうとしたところ、電光石火の腕十字。腕が伸びきったところでレフェリーストップ。
納得しない死神はその後大暴れ。
鳴海GM「呆れてものがいえない。彼は追放です」
中田代表「プロレスはあそこからが勝負だ。ぬるい試合してんじゃねえよ」
第二試合 バッテンダー・河野健一対TAKU・峰浩也
レッスルブレインアメリカスタッグ王座決定戦として行われた試合。しかし、バッテンダーの左肘が脱臼しており、ギブスで固定した状態での闘い。
当然の事ながら、負傷箇所を狙われる事になり、EAGLEチームの勝利。
この試合、バッテンダーの負傷がちゃんと癒えた状態でみてみたい。
それだけ白熱したいい試合だった。
特にEAGLE勢の2人はもっと同世代の若手とガンガンやってほしいと思う。
第三試合 堀田・ウインガー対ソルジャー・唯我
タッグタイトルを賭けたこの試合。しかし、唯我の気迫が空回り。またここ最近死神同様ピリっとしない試合をするソルジャーに堀田がダメだし。
「なんだ、いつもいつもぬるい試合しやがって。お前口ばっかで、どうにもならねぇじゃねえか?こんな選手を野放しにしている団体の責任だよ。団体の都合で勝手にカード組んでんじゃねえよ。お客さんが見たいものを見せていくのが本当だろ?別にタイトルマッチじゃなくてもいい試合すれば感動できるし、何かを感じるんだよ。おい、マッチメーカー、お客さんが来ないのはあんたの責任でもあるんだ。私はここに何かあると思うから上がってるんで、何もないなら上がらないんだよ。もし私の言葉で何も感じなかったら、私はもう知りません」
観客シーン!
つか、この堀田さんのこの発言に観客が賛同。
正論は正論。
中田さんも鳴海さんも反論できず。
第四試合 茂木・覆面太郎・星野対№4・ジェイソン・スチールフェイス
堀田発言に触発されたのか、最初から大荒れの展開。
逃げ惑う観客。
申し訳ないけど、ここまで荒れた試合も珍しい。
星野・茂木が相次いでジェイソンの凶器で流血。特に茂木の流血は物凄い。
顔面真っ赤!ドクターストップでもおかしくないほど。
そこに死神が登場。怪物軍と相対する。
茂木を助けるのか?
いや!いきなり茂木に蹴りをぶちこむ死神。
ここで完璧にかつての仲間と袂を分かつ事になった。
所属全選手が死神につかみかかる・・・が!完璧に切れた死神にことごとく投げ飛ばされ、蹴飛ばされ、アイアンクローを食らう選手たち。
「死神、お前は追放したんだ!」という鳴海さんにもアイアンクロー。そして、リング下に投げ飛ばす。
鳴海さん、失神。そのまんま退場するハメに。
怪物軍とともに退場する死神。それをニヤニヤ薄ら笑いを浮かべながら誇らしげに語る中田代表。
「鳴海さんよぉ、このくらいアツイ試合してくれないと観客は納得しないんだよぉ」
観客、選手、すべてが訳のわからないまま、この日の興行は終わった。
そして、出血の止まらない茂木選手は救急車で病院送りとなってしまった。
一言で言えば「観客不在」
客に媚びる事一切なし。選手や関係者のエゴ剥き出し。
でも、普通の団体なら「とんでもない事」なんだけど、ガロガについてはそれはアリ。
それは、この団体がヒールの団体だから。
大体このヘンな雰囲気は開場前の合同練習からはじまってた。
死神の周りには誰もいない。
リングの下で黙々と練習している。
それを冷ややかに見つめる他の選手達。
この段階で、あきらかに孤立している事が明確となった。
また、今日タイトル戦を行う予定だった高井くんが欠場。
なんと髄膜炎との事。
これでしばらくはリング復帰は不可能。タイトル戦は延期となった。
したがって今日は4試合で行う事になった。
茂木選手としては「タイトル戦をやりたかった」と素直に吐露。
このタイトル、処遇は未定だが、暫定王者決定戦を行う可能性もでてきた。
さて、15分遅れで興行開始。
いきなり鳴海さんの「死神追放査定試合」という言葉に過剰反応する中田代表。
「中田くん、リングの全責任は私にある。そんなに言うなら、選手がどっちにつくかはっきりさせましょう」と鳴海さん。
呼ばれた死神・茂木・覆面太郎・星野・唯我。なんと死神以外は全員鳴海の意見に賛同。
確かに死神一辺倒の中田体制に不満を持っていた所属選手。
ではその死神はというと・・・そのまま控え室に・・・
「中田くん、あなたのやり方は古いんだよ」
自慢げに言い放つ鳴海さん。それはかつてナイトメアを侵攻していたGO鳴海そのもの。
ここで、ガロガ騎士は鳴海さんの手に完全に落ちる事になった。
第一試合。死神対加藤誠
所属選手の冷ややかな目が光る中、ゴング。加藤は得意の蹴りから勝機を見出そうとするが、いかんせんまだ倒せるレベルじゃない。いいようにあしらわれる加藤。
しかし、余裕をかました死神がアイアンクローに行こうとしたところ、電光石火の腕十字。腕が伸びきったところでレフェリーストップ。
納得しない死神はその後大暴れ。
鳴海GM「呆れてものがいえない。彼は追放です」
中田代表「プロレスはあそこからが勝負だ。ぬるい試合してんじゃねえよ」
第二試合 バッテンダー・河野健一対TAKU・峰浩也
レッスルブレインアメリカスタッグ王座決定戦として行われた試合。しかし、バッテンダーの左肘が脱臼しており、ギブスで固定した状態での闘い。
当然の事ながら、負傷箇所を狙われる事になり、EAGLEチームの勝利。
この試合、バッテンダーの負傷がちゃんと癒えた状態でみてみたい。
それだけ白熱したいい試合だった。
特にEAGLE勢の2人はもっと同世代の若手とガンガンやってほしいと思う。
第三試合 堀田・ウインガー対ソルジャー・唯我
タッグタイトルを賭けたこの試合。しかし、唯我の気迫が空回り。またここ最近死神同様ピリっとしない試合をするソルジャーに堀田がダメだし。
「なんだ、いつもいつもぬるい試合しやがって。お前口ばっかで、どうにもならねぇじゃねえか?こんな選手を野放しにしている団体の責任だよ。団体の都合で勝手にカード組んでんじゃねえよ。お客さんが見たいものを見せていくのが本当だろ?別にタイトルマッチじゃなくてもいい試合すれば感動できるし、何かを感じるんだよ。おい、マッチメーカー、お客さんが来ないのはあんたの責任でもあるんだ。私はここに何かあると思うから上がってるんで、何もないなら上がらないんだよ。もし私の言葉で何も感じなかったら、私はもう知りません」
観客シーン!
つか、この堀田さんのこの発言に観客が賛同。
正論は正論。
中田さんも鳴海さんも反論できず。
第四試合 茂木・覆面太郎・星野対№4・ジェイソン・スチールフェイス
堀田発言に触発されたのか、最初から大荒れの展開。
逃げ惑う観客。
申し訳ないけど、ここまで荒れた試合も珍しい。
星野・茂木が相次いでジェイソンの凶器で流血。特に茂木の流血は物凄い。
顔面真っ赤!ドクターストップでもおかしくないほど。
そこに死神が登場。怪物軍と相対する。
茂木を助けるのか?
いや!いきなり茂木に蹴りをぶちこむ死神。
ここで完璧にかつての仲間と袂を分かつ事になった。
所属全選手が死神につかみかかる・・・が!完璧に切れた死神にことごとく投げ飛ばされ、蹴飛ばされ、アイアンクローを食らう選手たち。
「死神、お前は追放したんだ!」という鳴海さんにもアイアンクロー。そして、リング下に投げ飛ばす。
鳴海さん、失神。そのまんま退場するハメに。
怪物軍とともに退場する死神。それをニヤニヤ薄ら笑いを浮かべながら誇らしげに語る中田代表。
「鳴海さんよぉ、このくらいアツイ試合してくれないと観客は納得しないんだよぉ」
観客、選手、すべてが訳のわからないまま、この日の興行は終わった。
そして、出血の止まらない茂木選手は救急車で病院送りとなってしまった。