いやいや、昭和のライダーと平成ライダーの違いってあると思う。
どうにも今時の仮面ライダーに食指が動かないというか、ピンと来ないというか・・・
何でだろうなぁ・・・と思ってMXテレビの初代仮面ライダーを見てふと思った事なんたけど・・・
「昭和の仮面ライダーって基本は一人で闘ってるんだなぁ」
って事。
って事。
たまに歴代ライダーが勢ぞろいとか滝の立場はどうなんだとかあるけど、滝は所詮人間だし、そこに改造人間の哀しさを100%理解しているとは思えないし。
昭和のライダーは「孤独の闘い」でもあるんでしょうなぁ。
ましてや、なりたくて仮面ライダーになった訳でもないし、悪の秘密結社によって改造されちゃったとか、瀕死の重傷を負って改造しなきゃ生きていけなかったとか、自分の意思とは関係なく普通の人間じゃなくなったという悲哀がありましたよね。
今時って仲違いもあるけど、基本複数のライダーが闘う感じじゃないですか。
そして何というか、その悲哀という部分がなくてカラッとしている。
視聴層から考えたらそれはアリなんだけど、じゃあ初期の仮面ライダーと比較したらどうかというとちょっと疑問は残るかなと。
あと、昔は平気で人を殺すシーンをバンバン流してたけど、コンプライアンスなんでしょうねぇ、今時はそれがないんですよ。
だからかなぁ・・・重みがないんですよね。
根幹は同じなのかもしれないけど、じゃあ1号ライダーの重厚感が出てるかというと、正直出てないですね。
故に今の仮面ライダーは仮面ライダーなんだけど、昭和の仮面ライダーとは別ものという解釈で見てますね。