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かつての自民党って決して一枚岩じゃなかったんだけどね・・・という話

2021-01-18 16:01:30 | Weblog
派閥政治っていうのがプラスに働いていた時代というのもある訳で・・
今の自民党はよくも悪くも1つの船に皆が乗っかって…って感じで一応一枚岩っぽくしているんだけど、昔の自民党はそうではなかったんですよね。
自民党の中に思いきり派閥があって、正直主流派の争いが激しかったんですよ。
つまり自民党の中に自民党Aと自民党Bが存在していたんですね。
わかりやすいところで行くと福田派と田中派とかね。
だけど、自民党なのは間違いないから、対野党に関しては結束はしていたという感じ。

つまり自民党内での連立政権みたいな感じになっていた訳ですよ。

そうなると例えば自民党Aが何らかの形で支持率が下がったとするじゃないですか。
ここぞとばかりに自民党Bの連中が「私たちが立て直します」とばかりに前面に出てくるというね・・・
自民党の中でしっかりと政権交代が行われていたんですよ、実は。

ところが、いつしか派閥政治そのものがダメになり、多分民主党が政権奪取した辺りかなぁ・・・谷垣さんが「みんなでやろうぜ」スローガンを打ち出してから、派閥こそあるけれど、皆強いリーダーに擦り寄るようになっちゃったんですよね。
派閥政治は良くない部分もかなりあるんだけど、実は人材育成にも力を入れてたから、同じ自民党でも考え方の異なる議員さんが育ってたのも事実なんですよ。

さて・・・
今の自民党で、菅さんの後に総理にふさわしい人となると・・・
申し訳ないけど、みんな小粒な感じがするんだよねぇ・・・

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