goo blog サービス終了のお知らせ 

発見!弥生式土器。

【ちょっと一息】

発見したんですよ、歴史を

弥生時代といえば、教科書の世界でしかなく、農耕生活、つるつる土器というのが習ったこと

それが今、目の前に突然、現れました。東京大学工学部の一隅に。

弥生式土器発掘ゆかりの地場所は、iタウンページスクロール地図(中心付近)!)

ゆかりの地 


この場所の地名、文京区弥生。もしかしてこの弥生って??

そうなんです

明治2年、水戸藩の屋敷があったこの土地を明治政府が収用し、明治5年に向ヶ岡弥生町と名づけられました。謂れは、文政11年(1828年)3月に建てられた水戸家9代川斉昭の歌碑の和歌によるんです。

  ことし文政余り一とせといふ年の”やよい”の十日さきみだるさくらがもとに
  かくはかきつくすこそ
   名にしおふ春に”向ふが岡”なれば世にたぐひなきはなの影かな

看板 

たまたまこの碑が3月に建てられたということだけで「向ヶ岡弥生町」になったんですよね

そして、1884(明治17)年、向ヶ岡弥生町の貝塚で、縄文式土器とは異なった壷型土器が発見され、この地名をとって「弥生式土器」と名づけられたんですよ

だから、あの碑が、3月に建てられていなかったら、なんという土器になっていたんだろうか

実はこの碑が建っている場所は、あくまで「ゆかりの地」であって発掘された場所ではないというんです。発掘された場所は、東京大学工学部9号館の近くのようです。いろいろありますね、歴史って

その碑の前に、こんなお店がありました。ちょっとビックリですが

鳥獣剥製 アマガサキ剥製(場所は、iタウンページ!

はく製 

はく製 

店のディスプレイには動物の剥製が、確かにリアルですね。動物の皮を使った帽子などの商品を販売されています。日本剥製師協会なるものがあるようです。

はく製 

剥製工程は、腹部に切れ目を入れ、生皮をはがし、鞣(なめし)作業[剪(セン)という両側に柄のついた弧状のナタを用いて、丸太を半分に切った台座に皮を敷き、剪の刃でなめしながら脂分を絞り出す]、専用の脂取り剤で洗浄、ミョウバン液に3日ほど漬け込む、ウレタンを削って型をつくる、皮をかぶる、切開部を蝋引き(ろうびき)と呼ばれる特殊な縫合糸で縫いあわせる、爪やガラスでできた目玉をはめ込む、それで完成。

特殊な専門性の高い技術です。

はく製加工を行っているお店を探すなら、iタウンページハイパーサーチ!

この近辺には、弥生美術館(場所、電話番号はiタウンページ!)や竹久夢二美術館(場所、電話番号はiタウンページ!)もありますよ。

美術館

散策してみてはいかがでしょうか。面白い発見、できるかもしれませんよ


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )