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日々のことなど書いてます。

入学式

2017-04-06 13:55:44 | 日記

先日、次女の大学の入学式にいってきました。

受付して、式が始まるまでの間
会場でバイオリンとピアノが流れていたんだけど
よくみてみたらステージの下での生演奏でした。
その学校の講師の先生だそうです。
思いがけずいいもの聴いてしまった。

式の間中はステージ脇で手話通訳(これも講師の方)を行っていました。
入学生全員の名前をよみあげるときも全て手話。
2人交代で行っていました。

新入生代表のあいさつはとても印象に残るものだったのですが
勝手に載せたらいけないかなーと思うのでやめときます。
だけど、会場にいる人全員、真剣に聞き入ったと思われる内容でした。
「私には○○○の障害をもつ家族がいます」
この冒頭部分で皆さんの意識が集中したと思う。
ちょっと前に読んだ原田マハさんの本、「本日は、お日柄もよく」を思い出してしまった。
(↑このお話、wowwowでドラマになってたみたい。みたかった)

長女の入学式の時も思ったんですが
「もうこの子がスーツ着るんだなぁ~」ってしみじみしちゃいました。

長女次女は進みたい道があっての進学ですが
高2になったばかりの息子はどんな仕事につきたいのか
なにがしたいのかがわかっていません。
進学してから探すにしては、もっと勉強しておかないと
選択肢が狭まっちゃうよーとは言ってあるんですけどね~

入学式ですが
長女次女は県内の学校だったので、私も行けるし・ってんで行ったんです。
私自身は県外で遠方の学校だったので、親なしで自分だけで入学式に臨んだんですね。
当時はそのパターンが多くて、入学式に親が来るほうが少なかったんですが

いまどきは県外でも親は入学式参加が当たり前なんだとか?
ほんと?




ずっと書いていなかった吃音のこと

2017-04-06 13:36:21 | 言葉の問題

下書きしといてUPしてなかったので
2ヶ月くらい前の話です。

 

 

息子の吃音のこと、全然書いておりませんでしたが

あまり変わりません

高校受験のときに、私立も公立も面接試験があって
そこでちょっと「だいじょうぶかな」って思ってたんですが
あまり心配してたりするとかえって息子が気にして吃がでてしまうかもと思ったので
そこには触れないでいてみたんですが
面接のときは大丈夫だったようです。
むしろ、緊張からかしゃべりすぎてしまったよう(笑)

中学での面接指導で、「自分から話しすぎると、相手の質問を奪ってしまうことになるから気をつけるように」って言われてたのに、見事にそれを実行してしまいました。
でも合格したのでそれはそれでよし。

高校に入学するときに、いろいろ書類をだすことになるのですが
その中に保健関係のものもあります。
既往歴はあるかとか、何に気をつけたらいいのかなどを書く欄もあります。
そこに吃音のことを書くかどうか悩みました。
中学の時はさらっと書けたんですが・・

職場の先輩に相談したりして
高校は中学みたいに親身になってくれる先生がいるとは限らないし
その先生が吃音のことを理解してくれなくて、変な先入観を持ってしまっても困るし
とりあえず、言わないでおいて様子見よう ということになりました。
もちろん、息子本人にも相談したよ。

実は困ったことがちょっとでてきて

今まで会話の中でちょいちょい吃音は出てたらしいのですが
友達もあんまり気にしてないみたいで、なんとか過ごせてたらしいんですね。
だけど、高1の冬休み明けの授業の中で
生徒を指名して、答えを言わせるのが方針の先生がいて
それが、ランダムで当てるのではなく順番で答えさせていく というものだったらしいのです。
でもこれって、順番なら気持ちの準備もできるので焦らなくて済むと思うのですが、息子はそこで
「ちゃんと言葉がでるかどうか」とちらっと思ってしまったそうで。
そしたら、答えはわかっているのに、声がでない という状態になってしまったそうな。

それをきっかけにして、授業中に指されてしまうと声が詰まってしまう
ということがちょいちょい起こるようになってしまったんだそうです。

話を聞いてみると
「話さなければならない」ということがわかっている時ほど声がでなくなる。
話したくないわけではなく、「こう言おう」と内容まで考えておいてもだめだそうです。
会話していて急に話を振られたときなんかはわりと大丈夫。
だけど、それでも突然でなくなることもある。

中のいい友達にカミングアウトしてみたら?
と言ってみたら

吃音のことをちゃんと理解してくれるかわからない
理解してくれても、自分に対する態度が変化したりしたらいやだ
気をつかわれるのはかえって悲しい
理解してくれて、なおかつ今までと同様に気をつかわず接してくれるのが一番いいんだけど
「理解が同情になるのが嫌」なんだそうです。

いろいろ話してくれたのはよかった
自分ひとりで抱えこんだりしなくてよかった
けど、どうしたら一番いいんだろう?

こどもの時通っていた言語指導教室にきいてみようかな

(*いままでの吃音の話は「言葉の問題」のカテゴリにあります)