四十九日にて
お坊さんから六道の話があった
四十九日を境に亡くなった人は次の世界へ行く
その世界とは6つにわかれていて
すごく簡単にいうと
地獄4 人間界1 極楽(天上)1
だそうです。
それを自分で選ぶんですって。
ああ、じゃあ夫は絶対天国選ぶよね ってみんなで話しました。
夫の家は先祖代々のお墓もあり、菩提寺もあります。
義父はもう鬼籍だけど、義母は健在です。
夫には妹も弟もいます。
だけど、いろいろあって
…ほんとに頭にくるくらいのいろいろがあって
葬儀場にお寺さん紹介してもらって、葬儀しました。
葬儀と法事してくれたお寺の住職さんは
わりと柔軟な考えをお持ちで
供養はその人を偲んであげればいい、
形にこだわる必要はなく気持ちが大事
といってくださいました
私は、宗教というものは生きている人のためにある、心のよりどころだと思っています。
命が終わったら自然に還るし、死後の世界はない。
存在がなくなるだけ。
ネットで法要の仕方とか、マナーとか禁忌、したほうかいいこと、
とかを調べると、いろんな宗教のお作法や決まりがあって
当事者であるときは迷いますし悩まされます。
その六道の解釈もいろいろでした。
だから私はお坊さんが話してくれた
「自分で選ぶ」を信じる
こういうのも、生きてる人間には良くも悪くも影響があるんだなあと思いました。
でもー
「お葬式でお坊さん3人呼んで、〇〇〇万円かかったのよ、お父さんの場合」
って話す義母をみたときは
一体なんのための葬儀なの?って思いました。
亡くなった人のためだというなら、金額なんてわざわざ口にしないでしょう。
どうみたってマウントじゃん。
聞かされた方もそう捉えるとおもうんだけどなあ…