奈良県明日香村では、9月20日~21日に稲渕地区及び国営飛鳥歴史公園祝戸地区において、「彼岸花祭り」が行われました。
今回は、「いにしえの風景そのままに自然に感謝する、祭りの心」と題しての、飛鳥の「彼岸花祭り」を撮ってきました。
9月20日に、石舞台地区の「あすか風舞台」において、明日香村の劇団「時空」さんによる、里中満智子作「天上の虹」の公演が行われました。
「天上の虹」は、持統天皇の生涯を描いた歴史漫画です。乙巳の変(大化の改新)の時の、孝徳天皇の息子である有間皇子の悲話が上演されました。
秋夜の中、飛鳥の中心の場所において歴史上の出来事を、地元劇団「時空」さんが演技をされ、とても素晴らし公演でした!
21日午前中は、「行幸ウオーク」ということで、持統天皇も通ったとされる明日香と吉野を結ぶ古代のルートを、古代衣装を身にまとった行列が行われました。
今回は、外国の方の参加があり、国際色豊かな「行幸ウオーク」となりました。また、稲渕「案山子祭り」の会場では、多くの方が彼岸花満開の、「秋の飛鳥」を散策されていました。
夕方には、石舞台地区の「あすか風舞台」において、「和太鼓倭コンサート」が行われ、力感あふれる演奏で大変に盛り上がりました。その演奏に、とても感動しました!
最後には、花火が打ち上げられ終了となりました。「飛鳥の秋」を、満喫した2日間でした。来年も楽しみにしています!