奈良県明日香村では、9月13日〜14日に「秋夜の古都ファンタジア」ということで、各場所において「万葉のあかり」やイベント等が行われました。
今回は、「飛鳥の光の回廊」ということで、幻想的な夜の「飛鳥」を撮ってきました。
645年、乙巳の変(大化の改新)があった「板葺宮跡」において、地元の劇団「時空」さんによる、当時の行幸(天皇の外出)をイメージした「行幸ナイトウォーク」が行われました。
川原寺まで、ろうそくに灯された明日香を歩き、到着した川原寺において記念写真会がありました。
9月20日18時30分には、石舞台地区の「あすか風舞台」において、「時空」さんによる、有間皇子の秘話「別れの歌」が上演されます。とても、楽しみにしています!
高松塚会場では、「光の地上絵」ということで、四神の一つ「青龍」がロウソクの灯りで見事に照らし出されていました。「高松塚古墳」もライトアップされていて、とても幻想的でした。
また、地元ボランティア活動の「里山クラブ」さんによる制作のオブジェも見事でした。
ロウソクでの灯りの中を歩いていくと、飛鳥寺では開帳された「飛鳥大仏」や、陶器に穴を開けて描いた「光の絵」、色々と工夫された「光の芸術」を見ることができ、明るい時に見る風景とは違った幻想的な「飛鳥」を見ることができました!
9月20日〜21日は、「彼岸花祭り」ということで、その昔、持統天皇も通ったとされる飛鳥と吉野を結ぶ古代のルートを、古代衣装を身にまとった「行幸ウオーク」や石舞台地区の「あすか風舞台」での催し物、彼岸花でいっぱいの稲渕の「案山子」を見ることができます。
四季の中で一番好きなのは、秋の「飛鳥」です。いいですねー!