MAKO’s日記

身の回りでの出来事

手術後化学療法第6クール(トータル第10クール) 11日目

2008-01-28 22:10:42 | 癌性腹膜炎

●癌性腹膜炎、手術後化学療法第6クール(トータル第10クール) 11日目。

 1月26日(土) 長男が突然帰ってきた。
          正月に帰れなかったので…、ということだ。
          私は仕事中なので、直接病院へ行ってもらい、仕事の後18:00
        頃、両方に会いに行った。
          妻は、調子悪そう。
          25日に抗癌剤を投入した後のせいか、吐き気がおさまらないよ
        うだ。

    27日(日) とっても不調。
           3人で昼食を食べれるといいね、なんて思って長男と合いに行
         ったが、全く食事が喉を通らないようだ。
           お父さんがいたが、何を話していいやら…

    28日(月) さらに不調。
          食べ物を何も買ってこなくていい、と連絡があった。
          今まで、会いに行く時は、何かあっさりしたもので、妻が好みそう
         なものを買っていっていた。
          全く手が出ない。
          敢えて、今日は会社の先輩から少し分けてもらった、癌に良さそ
         うなものを持っていった。
          妻自身が信じて服用すれば、あるいは少しは効くかも……

 ところで、以前から気になっていたことがある。
 それは、人はどうしてラジオから音が聞こえてくるのか、全く知らないようだ。
 どうでもいいのだが…
 でも、新聞には理科離れの記事が出ていた。
 こんなことひとつ知らない人ばかりの中で生活していて、理科もくそもない!
 両親が少しでも分かろうとする態度を取らない限り、理科離れはますます進む、と思っている。
 どうでもいいことかも知れない…
 最近のテレビ、ラジオを聞いていて、音がおかしいことが気になっている。
 圧縮してある音。
 自然じゃない音。
 作られた、異常な音。
 気づかなければ幸せなのでしょうか?
 知らなければ、幸せなんでしょうね。
 そんな音でつづられた音楽に、感情が本当に伝わってくるのでしょうか?
 人が人として…
 人でなくなるような気がしてならない。
 気のせいかな?
 どうでも良いことなのかも……


手術後化学療法第6クール(トータル第10クール) 2日目

2008-01-19 23:07:08 | 癌性腹膜炎

●癌性腹膜炎、手術後化学療法第6クール(トータル第10クール) 2日目。

 1月16日(水) 15日とはうって変わって、元気だった。 食欲あり。

    17日(木) この日も元気だった。

    18日(金) 化学療法 開始。
          内容は、トポテシン、マイトマイシンC ということだ。
          この日も元気。 いいぞ!

    19日(土) 少し調子悪そう。 吐いてしまった。
          夕食は半分くらいしか食べなかった。
          化学療法の影響が出たのだろうか。

 明日は、町内の行事があるため、会いに行けない。


手術後化学療法第5クール(トータル第9クール) 196日目

2008-01-15 21:28:33 | 癌性腹膜炎

●癌性腹膜炎、手術後化学療法第5クール(トータル第9クール) 196日目。
 1月13日に従兄弟のY子ちゃんの結婚式があった。
 妻は体調が良いのだろう。 出席することになった。
 式場では、出てきた料理の7割を食べていた。
 お!。 体調としてはかなり調子がよさそうだ。
 私は、ビールを飲みながら食事をしたが、、何だか、疲れが出てきているのか、風邪気味なのか、いろいろな人と話をした方が良いと分かっていても話をする気力が出てこなかった。
 終始、妻と少し話をしただけだった。
 家へ着いたとたん、ばったりと寝てしまった。

 さて、翌日(1月14日)、妻の次の治療のための入院に付き添った。
 主治医の説明を受けた。
 この時は、もう眠くて眠くて、先生の説明を聞きながら半分は寝ていた。
 先生の説明によると、癌が再発しているようだ。 
 骨盤の上辺りだとのことだ。
 体調もかなり取り戻してきているようなので、化学療法にも耐えられそうだ。
 今回は、「CPT11 + MMC 療法」というのを実施したい。
 「トポテシン・マイトマイシンC」ともいうそうだ。
 ?-net で検索してみると、かなり成功率が高いようだ。
 もっと調べたいが、なぜか気力がいまいち持たないので、詳しくは調べていない。

 今日、妻の様子を見に行った。
 ベッドの上でうつむいていた。
 お腹が痛くて、痛さが我慢できないくらいだった、というのだ。
 夕食を食べ始めたが、1/4くらい食べたところで、吐いてしまった。
 「お昼の分まで出ちゃった。」と妻。
 アドバイスというか、エールというか、何も言えなかった。
 入院したとたん、体調が悪くなり、食も進まなくなってしまった、というのだ。
 「どうすればいいの……」、妻に言われても何も答えられない。
 妻自身にもさっぱり理由が思いつかないようだ。
 とりあえず明日の夕方に「レーズン入りのロールパン」を買ってきて、と言われた。
 妻の好きな「鉄火巻き」も買って行こうか…


手術後化学療法第5クール(トータル第9クール) 187日目

2008-01-06 21:01:02 | 癌性腹膜炎

●癌性腹膜炎、手術後化学療法第5クール(トータル第9クール) 187日目。
 1月3日に年賀状を届けに行くこともあり、妻の実家へ行った。
 まあまあ元気そうに見えた。
 が、本人の本音はどうなんだろう、と考えてしまう。
 外見では、元気に見えた。
 実家のお母さんが、やけどをした、ということで入院したようだ。
 妻は、元気そうに、私が主婦しなくっちゃ、等と言っていた。
 気持ちとしては痛いほど分かるが、自分の体力以上のことはしないように、と祈らずにはいられない。
 誰でもそうだと思うが、お荷物にはなりたくないと……

 でも、この出来事で(お母さんには悪いが…)、妻が少しでも自信をつけてくれれば、自身の免疫力がわずかでも付けば良いなーー、なんて思ってしまう。
 
 さて、私の高校、大学の同級生からは身に余る励ましの言葉が年賀にあった。
 感謝している。
 何かしてあげたわけでもなく、ただただ一緒に遊んだ仲?…
 でも、大丈夫だよ。 今のところは…
 で、今年は一昨年から中止している音楽活動を再開しようと思っている。
 これで、少しは気が紛れると考えている。
 今のままでは、確かに潰れそうな気配が漂ってきている。

 今、気がついたが、私の人生、80%順風漫歩ではなかったかと思う。
 一番の幸せ者だったのではないかと……
 さて、これからが、世間一般の人たちと同じになっただけ、ではないか…

 どれだけの事ができるか分からないが、とりあえず全力投球、の姿勢でやっていく!!

 FOA、GJG、てつこ。 皆さんに感謝してます。


手術後化学療法第5クール(トータル第9クール) 182日目

2008-01-01 21:46:44 | 癌性腹膜炎

●癌性腹膜炎、手術後化学療法第5クール(トータル第9クール) 182日目。
 昨年、12月30日、次男が帰省したので、妻の実家へ一緒に行った。
 私は、眠いのでただ寝ていただけ…
 次男とは何か話していたような…
 ただ、良い情報は無い。
 悪い情報だけだ。
 いつまで持つか、全く分からないが、今のところ本人は違和感無く過ごしている。
 状況は、お腹を透視したところ(具体的な方法は忘れた)、影が映っている。ということ。
 2つ目は、お腹に入れてあるチューブの具合が悪いので、手術しなければならないこと。
 どうもチューブの手術は何とかなるが、陰については、命取りになりかねない。ということ。
 
 手詰まりだ。
 ここまでかも知れない。
 最初の手術の時に主治医から言われたことは、これが最初で最後の手術だ、と…
 言われた通りになってしまった。

 あとは、手をこまねいて待っているだけ……
 寂しすぎる。
 何もしてやれず、別居で妻の関係も薄れてきた……

 と、正月早々、暗い話。
 ここでは、暗い話のみ書き込む。


 何年後は、私一人。
 何の当ても無い……