●癌性腹膜炎、手術後化学療法第6クール(トータル第10クール) 11日目。
1月26日(土) 長男が突然帰ってきた。
正月に帰れなかったので…、ということだ。
私は仕事中なので、直接病院へ行ってもらい、仕事の後18:00
頃、両方に会いに行った。
妻は、調子悪そう。
25日に抗癌剤を投入した後のせいか、吐き気がおさまらないよ
うだ。
27日(日) とっても不調。
3人で昼食を食べれるといいね、なんて思って長男と合いに行
ったが、全く食事が喉を通らないようだ。
お父さんがいたが、何を話していいやら…
28日(月) さらに不調。
食べ物を何も買ってこなくていい、と連絡があった。
今まで、会いに行く時は、何かあっさりしたもので、妻が好みそう
なものを買っていっていた。
全く手が出ない。
敢えて、今日は会社の先輩から少し分けてもらった、癌に良さそ
うなものを持っていった。
妻自身が信じて服用すれば、あるいは少しは効くかも……
ところで、以前から気になっていたことがある。
それは、人はどうしてラジオから音が聞こえてくるのか、全く知らないようだ。
どうでもいいのだが…
でも、新聞には理科離れの記事が出ていた。
こんなことひとつ知らない人ばかりの中で生活していて、理科もくそもない!
両親が少しでも分かろうとする態度を取らない限り、理科離れはますます進む、と思っている。
どうでもいいことかも知れない…
最近のテレビ、ラジオを聞いていて、音がおかしいことが気になっている。
圧縮してある音。
自然じゃない音。
作られた、異常な音。
気づかなければ幸せなのでしょうか?
知らなければ、幸せなんでしょうね。
そんな音でつづられた音楽に、感情が本当に伝わってくるのでしょうか?
人が人として…
人でなくなるような気がしてならない。
気のせいかな?
どうでも良いことなのかも……