●正月が近くなってきたので、餅を作った。(ついたのではなく…)
●妻の友達?からの手紙
思いがひしひしと伝わってきた。
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「神様に手紙を届けてほしい」
4歳になる娘が、字を教えてほしいと言ってきたので、
どうせすぐ飽きるだろうと思いつつも、毎晩教えていた。
ある日、娘の通っている保育園の先生から電話があった。
「○○ちゃんから、神様に手紙を届けてほしいって言われたんです」
こっそりと中を読んでみたら、
「いいこにするので、ぱぱをかえしてください。おねがいします」
と書いてあったと。
旦那は去年、交通事故で他界した。
字を覚えたかったのは、神様に手紙を書くためだったんだ・・・
受話器を持ったまま、私も先生も泣いてしまった。
「もう少ししたら、パパ戻って来るんだよ~」
最近、娘が明るい声を出す意味がこれでやっとつながった。
娘の心と、写真にしか残っていない旦那を思って涙が止まらない。
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といっても、3ヵ月に一回の割合。 まだまだ、軽症?
薬を飲んでいても、ちょくちょくみずおちの辺りが重くなる。
どうも、気のせいかも… 実は、母と話をしているとだんだん不安になっていく。
このままアルツハイマーが進んでいくと、そのうち一緒に生活できなくなる日が来る。
そんな時、どうなるのか…
母屋との地代の話はどうなっていくのか…
その他、いろいろ……
いっそ、ストレスケアにかかると良いのかな?、と先生に問いかけると、まぁ、気長に直していきましょうね。
あれ、話がかみ合っていないょ、と思ったが、所詮そんな物だ、と割り切る。
診察の後、妻が世話になっていた、緩和ケア病棟へ行ってみた。
なぜか、県立病院へ来ると、行ってみたくなる。
そこには、いつも小さなCDラジカセ?(CD+ラジオ)で、音楽を流している。
妻を見に行っていた頃は、しばらく音楽を聞いてから病室へ行っていた。
で、「もう少し、ふさわしい音楽は無いのかな」とかねがね思っていた。
今回、CDを作って持っていった。
今までにも、3回ほどCDを作って持っていった。
本当かどうか分からないが、「楽しみに聞いている」、との事。
感謝されながら、受け取ってもらえた。
その看護士さんが、曲名を見て、「ジャンルが広いんですね。」といっていた。
この辺は、ふさわしい音楽を集めただけで、ジャンルにはこだわっていない。
音楽のジャンルって、私には必要が無い。
聞いてみて、良い曲は良いんです。 まずい物はまずいんです。 絶対評価(という言葉があるのかどうか知らないが)して決めている。
民謡にも、良い曲はある。
童謡が全て良い曲ばかりとは限らない。
このCDに入れた曲は、
とにかく気持ちが治まらない、という時に何とかしようとして集めた曲だ。
きっと、気持ちが極端に沈んだ時や、気が狂いそうになったときに聞くと、収まりやすい曲だと思っている。
私は、結構、効果があった。
妻が生きている時に聞かせてやりたかった…
もっと、安心感が得られたろうに…
●クリスマスケーキを25日(金)に、予約してあったので、持って帰った。
実は、ケーキのことを忘れていた…
会社へ持ってきてもらって、思い出した。
食事が済んで、一段楽した頃には、また忘れていた。
22時頃に思い出して、一人で半分食べた。
あと半分を母に渡して、食べてもらった。
残り、約1/4。
今、妻が好きだったのを思い出して、遺影に飾って、いろいろ思い出していた。
そういえば、妻の手記に、なんか書いてあったような…
あった。
「12/24(水) クリスマスケーキを持ってきてくれた。
ろうそくを3本たてて火をつけ「メリークリスマス」
ろうそくがとてもなつかしかった。
2人でケーキを1/3食べちゃった。
来年のクリスマスもやろうと約束した。」
と書いてある。
去年の今頃は、まだ状態が安定していた。
●明日は休団していた吹奏楽団の演奏会。
みんなやる気むんむん。
かなりの部分が手作り。
演奏会が成功しても、失敗しても、この演奏会がみんなの演奏会の原点になるだろう…
なぜか、みんなと一緒に精一杯の練習しても、寂しさが込み上げてくる。
●「春江ブラスコンコード」に復帰して、3ヶ月がすぎた。
復帰する前は、ちょっと気持ちの持ちようがなく、いらいらしたり、急に不安になったり、を繰り返していた。
まぁ、今も母のアルツハイマーが着実に進んでいて、物忘れの度合いが強くなっている。
ので、相変わらず、気持ちが静まることはないが…
それにしても、復帰してからは気持ちが落着くことが多くなったような気がしている。
若干であるが、効果あり、と思うことにしている。
このバンド、私が休団した後、5人程度までになってしまったそうだ。
当然、演奏会は開催していなかった、という事だ。
その後、また、徐々に増え、今は、20人程度に回復し、とりあえずの形が出来たそうだ。
団員の8割は、まだ名前も知らない。
が、とりあえず受け入れてくれているような気がしている。
このバンドが、久しぶりに演奏会を計画していた。
復帰した当時、私はその計画を知らなかった。
何だか、みんな騒がしい…、と思っていたら、演奏会をする、ということだった。
日曜日に、臨時練習がある、というので行ってみた。
指揮者も、いつもと違ってかなり気合が入っていた。
思わず、100%本気で演奏してしまった。
もちろん、後の体力消耗はひどいもので、やっと家にたどり着いた… (って、ちょっと大げさか)
その演奏を通じて、問題が出てきた。
音程。
楽器が冷えている時と、絶好調の暖かい時とでは5セント程度の差が出てくること。
こんなこと、今まで思いもしなかった。 5セントも狂うと、和音にならない。
特に、Ds の狂いが激しい。
まさか、本番でチューナーをつけながら演奏するわけには行かない!!
頼りになるのは、自分の耳だけ。
リズム。
いまどきの若いもんのリズム。(といっても、古いリズムだけど)
食いつきが悪い。 割振りが悪い。
などなど、問題が一杯……
ので、とっても不安である。
が、敢えて、演奏会のチラシをアップ。