●癌性腹膜炎、手術後化学療法第5クール(トータル第9クール) 49日目。
29、30と、全く良くない。
会っても、笑顔が全くない。
いったい、どうなってしまったんだ、と思うくらい…
今日、いつものように病院へ行ったら、看護婦さん(妻のマスターナース)に呼び止められた。
先生から話がある、と…
嫌な予感が的中した。
腸閉塞が悪化し、直るかどうか分からない。 と…
自力で直るしかないそうだ。
腸閉塞の原因はハッキリしない。 癌が腸で大きくなったのか、他の原因か。
仮に、癌だとしても、今の体力で化学療法をすると、寿命を縮めることになりかねない。
手術をするにしても、閉塞なので、切り開くと、切り口がふさがらないそうだ。
いずれにしても、今は点滴で水分を少しの栄養分を入れるしかない、ということだ。
I-net で調べても、良い結果の話は全くなかった。
一般的には、ここまでなのだろうと思われる。
先生から、是非会いたい人がいるのなら、今のうちだろう、と言われてしまった。
私として、どう対応すればいいのか、妻にどんな顔で会えばいいのか…
妻に何をしてやれるのだろう…
………
●癌性腹膜炎、手術後化学療法第5クール(トータル第9クール) 47日目。
一昨日までは調子よさそうだった。
昨日は、またしても吐き気で、食べたくても食べれない状態。
今日は、胃が痛くて食べれない。水分も取っていない。
点滴を頼んだが、いったい、これはどういう状態なのか?
47日も経つのに、癌の治療ができない。
それとも、癌以外の病気になってしまったのか?
癌が内臓に転移したのか?
昨日、I-net で「癌性腹膜炎 癒着」を検索してみた。
何一つ、回復した内容は見つからなかった。
どうも、内臓が癒着し始めたら、最後が近いようだ。
妻の吐き気は、内臓の不活発・癒着し始め、から来ているようだ。
と考えると、最後に近くなりつつあることを意味している、と考えざるをえない。
では、何をしてやれば良いのか。
今日も妻の顔を見に行ったが、ずっと眼を閉じたままで、会話らしい会話はしなかった。
行っても、どうしていいか分からない。
…………
●癌性腹膜炎、手術後化学療法第5クール(トータル第9クール) 43日目。
少しばかり調子が良かったが、昨日からまた悪くなった。
またしても吐き気が出てきてしまった。
今日、病室で妻の相手をしていたところへ、マスター・ナース(かな?)が来て、状況を説明してくれた。
内臓の動きが悪く、食べたものがスムーズに先へ流れていかないために吐き気がする、というようなことだった。
なぜ内臓の動きが悪いのかは分からない、月曜日に検査をする予定、とのことである。
癌の再発はない、とのことで、一安心である。
ところで、炎症反応の件はどうなったのだろう?
したがって、今日の昼からは絶食にして、内蔵を安静にする、ということになった。
だから、おいしいものがあっても、持ってこれない、と、ちょっと寂しい。
とりあえず、様子見である。 でも、こんなような様子見がこれだけ続くと、ちょっと気持ちがしびれてしまうが……
●癌性腹膜炎、手術後化学療法第5クール(トータル第9クール) 40日目。
入院した かい あって、食欲が出てきたようだ。
といっても、昼食は無し、朝と夕は約半分しか食べていない。
吐き気は収まっている。
会っていると、結構、元気なように見える。
今日は部屋を大部屋に変わった。
大部屋といっても、4人しかいない。
一人でボーっとしているよりも、他の人と話をして気を紛らわしたほうがいい。
私も、なーーんとなく安心できる。
先日、車のラジオで「前向き」の話があった。
普段、あまり考えたこともなかったことだが…
運転しながらなので、あまり良く聞いていなかったが、結果よりも 「今、何をすべきかを優先して行動する」ほうが、前向きだ、というようなことを言っていた。
今の妻に聞かせてやりたかった。
もう少し、どうすれば食べられるようになるか、をよく考えて欲しかった。
そういえば、抗癌剤による食欲不振は、匂い敏感、味鈍感、といった傾向がある、ということが、この I-net で検索して分かった。
それを妻に伝えたら、見舞いに来てくれた同僚が持ってきてくれた「辛子明太子」があり、ひょっともして、ご飯と一緒に食べたら良いかも…、なんてことになり、食事の時に食べたらとてもおいしかった、ということがあった。
こんなことがもっと早く分かっていたら、こんな悲惨なことにはならなかったかも知れない、と思った。
いつでも検索できる状況にある私が、検索しなかったことも、問題有かも知れないが…
でも、「今、何をすべきか」を、もう一度考え直すべきか……
●癌性腹膜炎、手術後化学療法第5クール(トータル第9クール) 35日目。
長男は16日に東京へ戻って行った。
今日までの間に、いろいろあった。
15日に、妻の実家のお墓参りに行った。 毎年恒例の行事にしている。
今年は、私の母が追加されていることが、いつもと違う。
後で妻に聞いてみると、妻が、どうしても私の母を連れてくるように、と駄々?をこねたようだ。
この日は、ただひたすらビールを飲んだ。 嫌なこと全てを忘れたかった…
さて、16日に妻の定期健診に付き合った。
2点、異常があった。
第1は、炎症反応がある、とのことだった。 蜂に刺された、と妻は言っているが、主治医はそれが原因ではないと考えているようだ。
最悪、癌が再発している可能性。 今のところは断定はできないとしている。
第2は、マーカー値が上がっていること。 30が100になっている、という事だ。
これも、炎症反応によることも考えられるため、癌の再発とは言い切れない。
と、何ともハッキリしない結果である。
とにかく、食べれないせいもあって、栄養がない状態なので点滴をすることになった。
この診察が終わったのが11時頃。 一旦家へ戻り、妻と長男と一緒に昼食をとった。
妻を再度病院へ送り、点滴をし、長男を駅へ送った。
長男にとっての、このお盆休みは何だったんだろう。
母のいない家で、ただ一人、ゲーム?をしていたようだったが…
それなりに、休めたのだろうか?、思い通りだったのだろうか?。
しかし、どうしようもなかった…
さて、次に妻の点滴。 病院へ戻ると、妻がいない。
あちこち探したら、もう一度診察をしたようで、結果、入院することにした。
点滴に付き合ったら、私は眠ってしまった。
今日、病院へ様子を見に行くと、ナースステーションで主治医に会った。
珍しく、主治医から話しかけて来た。
あまり状態は良くない。 体力が落ちてしまっている。
まず、炎症反応を押さえる。 その後、腹水を抜こうと思う。
で、腹水の原因は癌の再発が考えられるのか? と聞くと、可能性はある。
ということだけだった。
化学療法はその後の予定。 という事だ。
炎症を抑えるのもいいが、食べれない状況を何とかして欲しい。
といっても、本人努力なので、どうしようもない。 と言われそうだったので、言わなかったが…。 今、話さなかったことを後悔している。
今度、会った時に聞こうか…
何となく、今回の不具合をうまく乗り切らなければ取り返しのつかない状況になりそうな気がしてならない。
そう、どうすれば吐き気がおさまるのか。
どうすれば、自由に食べれるようになるのか。
その後、妻に会ったが、また吐いていた。
また出ちゃった…。 と、妻。
家に着いたのが20時頃。 父の様子を見ると、たっぷりの「栄養食」が残っている。
おかしい。 日誌を見ると、16時30分頃に夕食を開始した、とある。 そうだとすれば、19時頃には終わっている。
今日の分の薬がない。(毎日、今日の分の薬と栄養食を出しておく。)
母に聞くと、まだ夕食を入れていないので、あわてて19時頃入れ始めた、と言うのである。
もう半分も入ってしまっている。 とりあえず注入を止めて、看護婦さんに確認する。
と、看護婦さんは、夕食を開始して、母と一緒に薬などの準備をした、ということである。
ということは、夕食後の処理を済ませたことを忘れて、また夕食を開始したことになる。
対応処置を看護婦さんに聞いて、処置。
さて、いよいよ、家の中が音を立てて崩れつつある。 と考えざるをえない。
いよいよ、最悪の歯車が動き始めた………
この暑さである。 とてもありがたいことだ。
金曜日と今日とで、どうにか IBM 6826-27J の初期化が終わった。
最初の、WindowsXP の導入で約一日を使ってしまった。
たかが、HDD のセットアッププログラムを動かすだけだったのだが、そのリカバリー・プログ村を動かすのに一苦労だった。
原因は、処理の応答があまりにも遅すぎて、待ちきれなかったことにあったようだ。 ちょっと、バグがあったのかもしれないが…
今日は、おまけがついて、追加したメモリが壊れて、POST で処理が終了してしまった。 メモリが壊れたことがわかるのに、3時間くらいかかってしまった。
「マルツ」でメモリを交換してもらい、PCに入替えて、どうにかまともに動くようになった。
それもこれも、マニュアルが廃棄処分されて、手元に全くなかったからである。
インターネットで調べて、どうにかしのいだ。
次に、2005年版のウィルス処理ソフトを導入し、2007年版にするのにさらに時間がかかってしまった。
導入するアプリケーションは、最低限にする、ということなので、Excel と Word を導入した。 これは特に問題なかった。
さーーて、やっと、電子入札関係に進んだところが、とんでもないことをしていた。 ユーザー名にアルファベット以外の文字を使ってしまったことである。
私も、初心者同様のミスを犯してしまった。
この後始末をどうするか、どうすれば短時間に処理できるか。
考えどころである。
というところで、今日が終わってしまった。
何とも後味の悪い終わり方である…
どうしよう……
●癌性腹膜炎、手術後化学療法第5クール(トータル第9クール) 29日目。
先日(木曜日)、長男が帰ってきた。
その夜、妻へ長男が、帰ったことを田連絡した。
昨日(金曜日)、いつものようにマーケットで買い物をしていると、後ろから肩をポン! ?
誰?、と振り向くと、妻が立っていた。
あれ?、話を聞くと、実家から家へ戻る途中なのだ、という。
全く、偶然にマーケットで合ったことになる。
ちなみに、私は携帯を持っていない。
買い物籠の「トンチャン」を見て、もう買ったよ、と。
で、もうちょっと欲しい物を買い込んで、お互い、家へ戻った。
私は、車のガソリンを入れてから戻った。
見たところ、一応元気なようだ。
夕食の時も、量は相変わらず少ないが、特につらい様子もなく食べていた。
床の中で、少しお腹が痛い、と言い出したが、どうしようもない。
今日は、まあまあ元気で起きた。
今日の予定は立て込んでいる。
さらに、家のガスコンロがもうダメになる一歩手前、なこともあり、長男を含め3人で買いに行った。
うまい具合に、展示品限りで30%引きのものがあった。
これに決めて購入した。
その店で、アイスクリームを買い3人で食べた。
久しぶりの家族同士の買い食い。
何だか、満たされてしまった。
次に、長男が「手羽先」を食べたい、というので、「鳥八」まで行った。ところが、15時からしか営業していない。
諦めて、次の、私の散髪に行くことにした。 実は、明日は、父の実家の結納のお手伝いに呼ばれているのだ。
散髪は、いつも妻がしてくれていたが、今はちょっと気力がないようだ。
この散髪屋へは、とても久しぶりだ。5年ぶりくらいではないかと思う。
携帯って良いですね。 車の中で、長男の携帯で予約をして、そのまま散髪屋へ行く。
店へ入ると、いつものマスターがいた。 だいぶ年をとったような…。 オレもそうかな…
ここへは、近所の人や、従兄弟が来ている。 そんな話をしてくれた。
顔をそっているときは、眠ってしまった。 …
妻と長男は、散髪屋で出たアイスコーヒーを飲んでいた。
ほか、いろいろ用事を済ませた、中身の濃い一日だった。
そのせいか、あまり体調がよくなかったようだ。
夕食後、やっぱり実家へ行く、と言い出して、帰っていった。
15日には妻の実家へ、長男とお参りに行く予定。
妻は、また元気になってくれているだろうか……
●今日も暑い。
今日も内勤になった。 内心、ラッキー!!
元事務屋にとって、暑い時の外仕事は、結構きつい。
体調を崩す元になりそうだ。
支店長といろいろな話で、古いパソコンをもっとサクサクと動かせないものか、ということがあった。
私は、この一番古いパソコンを使って仕事をしている。
クロック・サイクル:1.5GHz 程度、メモリ:256MByte と、かなりなロースペック。
で、メモリを 1GByte にしてはどうか、と提案してみた。
試しに、他のパソコンのメモリを追加して様子を見て、効果があればメモリを購入しようか、と提案したところが、2万円までだったら購入してみよう、ということになった。
結構、気が短いなーー、などと思ってしまったが…
で、近くのマルツ電波で購入し、入れてみた。
DDR SDRAM で 1GByte を 約7,400円で購入。
さっそく、PC にメモリを入れて、一番重い Excel データを読込み、試してみた。
すこーし サクサク気味かなー、なんて思っていたら、横から「山崎かあちゃん」が、だいぶ軽く動いてる!、と感動。
私は、いまいちだなー、と思ったが、その一言で、もう一台もメモリを追加することになってしまった。
ま、金額的には 15,000 円程度で、会社にとっては小額のようなので、ま・いいか、と気持ち的に手を打った。
明日からの事務作業が少し快適になるのが楽しみだ。
ところで、このように小売店に売っているメモリを購入してセットする、というようなことはみんな初めてのようで、私の作業を興味心身で見守ってくれていた。
そんなところへ、ディスプレィが写らなくなった、と支店長が騒ぎ始めた。
ディスプレィが壊れたようだ。
廊下に放ってあるディスプレィを思い出し、ソケットを確認。 使えそうだ。
それを持って、取替えようとすると、メーカが違うのに大丈夫か、と心配された。
ま、結果を見てて、ということで取替えたところ、ばっちりと表示された。
こんなことも、初めてのようで、目を丸くしていた。
と、今日は幸せな日だった。 まる
●昨日は巡回作業だった。
今日と同じくらい暑かった。
月曜日だったので、「全線ゴミ清掃」の予定で国道へ出た。
ちなみに、国道へ捨てられる?ゴミの量が多く、ほおっておくと、たちまち路肩にゴミがたまってしまう、という現状であるため、毎週週初めは、ゴミを拾って歩くのです。 それも、一日かけて…
と、そこへ維持出張所から事故の連絡。
至急現場へ行って、状況の報告と通行の確保をするようにと…
事故現場へいってみると、交差点を抜けたところに1台(a)、その先に1台(b)、交差点の右道路に1台(c)、3台の車が止まっていた。
この内、a の傷みが激しい。 しかも、距離票をへし折っている。
国道の維持管理の関係上、a の持ち主に「現認報告書」を書いてもらった。
話を聞くと、a が追突され、慌てて左折しようとしたところ、b と c に当ってしまった、ということだ。 追突した車は、そのまま立ち去ってしまったそうだ。
通行人が携帯で写真を取ってくれたので、簡単に捕まえられるだろう、ということだった。
a からエンジンオイルが漏れていたので、油吸着剤をまき、散乱したガラスなどを清掃した。
油がアスファルトに付いたままにしておくと、アスファルトが劣化し、穴が空いてしまう。 清掃よりも油吸着剤をまくのが先だ。
さて、事故車が引取られ、追越車線を開放したところで、この件は終わりである。
事故現場から先をゴミ清掃を続けていった。
山間部に入り、ネット裏の草刈を終え、帰りもゴミ清掃をしながら進んだ。
後 3km くらいで受持ち区間が終了だ。
と、よく見ると、歩道に車が乗り上げている。
また事故だ。
交差点のちょっと手前で、車が歩道に乗り上げ、頭で歩道柵を曲げてしまっている。 しかも4枚も…
交差点左の駐車場には前が凹んだ車があった。
持主は病院へ行った、とのことである。
しばらくして、持主が戻ってきた。
「現認報告書」を書いてもらった。
話では、後ろから追突された、とのことである。
この暑さで、ぼーっとしている人が多いのかな?。
思わず、私自身の運転について考えさせられてしまった。
こんなことがないように……
●今回の土日は悲惨だった。
土曜日は、午後から仕事。
「鳴鹿大堰」のイベントのため、国土交通省の特赦車両展示で、車両の運搬と若干のお手伝いである。
展示した車両は、対策本部車、表示車とパトロール車の3台である。
後は、表示車でビデオの再生をした。
今日は、まず母親が体調不良を訴えたので病院へ連れて行って、午前中が潰れた。
幸い、「疲れ」で、大病ではなかった。
ここ一週間の暑さにへこたれたようだ。
故障しているクーラーを修理し、暑さ対策をした。
次に、電話機が故障してしまったので、親子電話の線を使って、代わりのもらい物の電話をつけた。
ここで、昼食。
次は、妻の対応。
実家へ行き、妻と面談?。 実は、私は、疲れて、実家へ着くやいなや、眠ってしまった。
15時頃に起こしてもらって、帰宅。
父の夕食分の腸ロウをセットして、母親と食材の買い物。
という具合で、この土日は何だったんだろう?
クーラーの修理内容について書きたかったが、眠いので、又の機会に……