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【初めての草木染め】~えんじゅ~

2015年06月09日 | 作る:組紐
【初めての草木染め】~えんじゅ~

草木染め体験のチャンスに遭遇中。

丁子や玉ねぎ、よもぎ、たんぽぽ、
身近な草たちが色を出す。
思った以上に綺麗で、簡単です。
(手間はかかりますが・・・)

絹糸を染めるので、媒染します。

しかし、本日200gカセを3~5本になると
重いし、場所もとるし、やはり量が増えると
何事も大変でした。
 〔えんじゅ〕黄色い色の出る植物、これで染めた。

サンプルの試し染めなら、少量だから
簡単で楽しい。

【5月の組紐】~道明展~

2015年05月30日 | 作る:組紐
【5月の組紐】~42回道明展~

道明展は、
「1年間に習得した組み」を使って
帯締の形で提出する、のが基本だと思っている。

「帯締」という決まりの中で作られるからこそ、
難しくもあり、面白いのである。
シンプルそのもの。

今年提出の一本は、
  地内記組のななこ矢羽に青海波模様と鯨柄を盛り込んでみた。
  こんな試みをしてみたかったので、
  配色は、極めて単純に、紺、白茶、金糸の3色

地内記組は、アンティークの帯締めによく見られる組み方。
まさか自分で組める様になるとは、感動。

【5月の組紐】~42回道明作品展~

2015年05月29日 | 作る:組紐
【5月の組紐】~42回道明作品展~

5月28日(木)~30日(土)3日間
生徒による作品展である。

1年目の作品から、30年以上続けている作品まで
一堂に展示されている。
毎年、圧巻。

組紐は、1本仕上げるのに時間のかかる物。
 さらに柄を決めるまでには、
 配色の検討や試し組みなどの試行錯誤を繰り返す。

作品展は、配色や発想など
 なるほど、と思ったり・・・
 参った、凄いと思ったり・・・
 好みの配色だ・・・などなど

  組んだ者だけが判ることも多いから真剣に見る。

好きな組みが見つかれば、その組を追及するも良し、
今年習った組から、1本仕上げるのも良し。
どちらにしても、
帯締めを一本仕上げることは、極めて重要。
 


【12月の組紐】~作品提出~

2014年12月15日 | 作る:組紐
【12月の組紐】~作品提出~

5月に作品展がある
12月の第二週が、作品提出期間でした。
今年習った組みから、帯締めなどを出品する。
デザインや染め、自作自染めのオリジナルがベスト。

これが中々難しい訳です。
「地内記」で帯締めを組んだのだが、
組違い発見・・・3時間分前の場所に・・・
数日固まり、気を取り直して解き組み始める。
細心の注意を払いながら、なのに、その繰り返し。

結果、台から下ろしたら、ああ~っ、く、くっ、組違い。
もう解いてる時間がない。
組違いのまま、房付けの仕上げをしての提出でした。

いつになったら、納得のいく1点が出来るのだろう。
来年こそは、といつも思うのです。

【10月の組紐】~御岳組~

2014年10月16日 | 作る:組紐
【10月の組紐】~御岳組~

教室では、高台の組み。
自宅では、御岳組の序の舞シリーズの糸を組み始めた。

むむっっ難しい!!
途中から山道柄になるのだが・・・
柄が出ない。どこかで組み違っているのだ。
組んだ紐を見てたら、怪しい所が一ヶ所。
3時間は組んでる長さ。

ショック!!明日もう一度、確認しよう

【10月の組紐】~鯨柄~

2014年10月09日 | 作る:組紐

【10月の組紐】~鯨柄~

本日、高麗組の鯨柄
糸置きで、頭が混乱した~。
組み方の綾は、高麗組が基本の変形。

構造を理解すれば、簡単ではあるのだが、
今までの知識が邪魔をするというのか・・・
新しいことを習う時には、頭は柔らかく、である。
___________________
高台の初めての2枚組みが終了
  地内記組、耳なし地内記、ななこ矢羽、
  高麗組、竜甲組 鯨柄 を習った

玉をはずして、台から下ろしました。
次回は、新しい糸をつけて、高麗組の応用組。

【10月の組紐】~竜甲組2回目~

2014年10月02日 | 作る:組紐
【10月の組紐】~竜甲組2回目~

地内記組の糸からのサンプル組みをしている。
その為、無地が綺麗な竜甲組みは、
柄が効果的に出て来ない。

ということで、糸位置の入れ替えをしてみた。
今までは、朱系と青系で裏表を組んでいたが、
色でなく、濃淡で表裏の糸置き。

淡い糸には、竜甲組の地模様が綺麗に出てきた。
正しく組めているのが判って一安心。

【9月の組紐】~御岳組~

2014年09月21日 | 作る:組紐
【9月の組紐】~御岳組の玉付け~

この2本目は、紐の硬さに気をつけて組む。


序の舞シリーズの暈しの入ったデザインです。
何とか菩薩という糸・・・
玉付けをした。

出来れば、作品展用に
オリジナルのデザインで組みたかったけど
柄が出せる組み方だけに、配色も難しい。

【9月の組紐】~講義と房の作り方~

2014年09月18日 | 作る:組紐
【9月の組紐】~講義と房の作り方~

講義は、西大寺について

歴史と紐なので、難しい。
初めて聞く人名やら地名やら・・・
歴史好きには堪らないだろう。

小休止。美味しいお茶とお干菓子がでます。

続いて、房の作り方の講義。
被布や飾り紐に使える手法で、なかなか素敵です。
さっそく家で、試してみた。
見えない所もきっちりと昔ながらの丁寧な作り。

【9月の組紐】~御岳組~

2014年09月15日 | 作る:組紐
【9月の組紐】~御岳組、組上がる~

6月に始めた御岳組
ルーアン大聖堂が組み上がった。

先日の講義の時に
組み上がりを見てもらった所、
もう少し硬くても良いかもしれない、とのこと。

この一本は、房付けをしたら、完成。

習い始めの1年目は、一本組むだけで精一杯。
紐の良し悪しが判ってくると
なぜ目が揃わないんだろう、とか
使いやすい硬さは・・・などと欲が出る。

このままの手で、御岳組をもう一本組んでみよう。

【9月の組紐】~竜甲組~

2014年09月11日 | 作る:組紐
【9月の組紐】~竜甲組~

教室では、高台の竜甲組が始まった。
いつも通り、まず綾を覚える。
今回、見本糸に柄物を付けてしまったので、
無地に効果的な組み目がまったくでない。

表裏の糸の入れ替えをしてから
再度組み直しとなる。

初めて習う組は、楽しいが、
調子が出るまでは、結構苦しい。

この竜甲組は、無地糸が綺麗だと思う。