スオミ礼拝堂では毎週9時から10時まで「教会学校」が開かれています。
礼拝堂で子どもたちが神妙にでも敬虔に礼拝のあと、会館やめばえ幼稚園園庭に移ってはじける笑顔でゲームや絵や手紙を描いたり・・・本を読んでもらったり、聖書のビデオを見たり・・・毎月お誕生会も賑やかに、おいしいケーキもいただけます・・・保護者の方の参加も大歓迎。夏には「ルーテル子どもキャンプ」に参加した子もいましたね。9日の分級には「敬老の日」用におじいちゃん・おばあちゃんへのお手紙を書く予定。
『ルーテル教会学校だより』9月号掲載の重富牧師のメッセージから、私たちの教会学校の基いをお伝えしましょう。
「強い心を持った子に育って欲しいと、皆さんも思っていらっしゃると思います。子どもの世界もいろんな辛いことがあり、それを乗り越えてゆかなくてはなりません。では、強い心ってどんな心でしょうか。一言で言えば、それは「支えられている心」です。意地っ張りや我が強い心を強い心とは言いません。
若いころ、強い心を持ちたいと思って剣道をしていました。中学から高校2年生まで5年間やりました。冬の早朝、凍った稽古着を着て寒稽古にゆくときは、いかにも自分を鍛えているように感じました。しかしあるとき、体を鍛えたら本当に心も強くなれるのか疑問を持ちました。たしかに「意思」を鍛えるには、少しは役に立ったかなと思います。けれども、体を鍛え、意志を鍛錬しても、たとえば人間関係の悩みを抱え込んでしまったときには、あまり役に立ちません。心はなえ、鬱病の一歩手前をさまよいます。そんなときに、自分の弱さを認めて、その自分が「自分を超えた力に支えられている」と思えるととても強くなります。支えられているという強さ、それは自分の弱さを知っている強い心です。」