復活後第４主日
説教題 「感謝しましょう」 重富克彦牧師
聖 書 ： 新約聖書 「使徒言行録」 ８章２６～４０節
「ヨハネの手紙 一」 ３章１８～２４節
「ヨハネによる福音書」 １５章１～１０節
「私はまことのぶどうの木、私の父は農夫である。わたしにつながていながら、
実を結ばない枝はみな、父が取り除かれる。しかし、実を結ぶものはみな、
いよいよ豊かに実を結ぶように手入れをなさる。わたしの話した言葉によっ
て、あなたがたは既に清くなっている。わたしにつながっていなさい。わたしも
あなたがたにつながっている。ぶどうの枝が、木につながっていなければ、
自分では実を結ぶことが出来ないように、あなたがたも、わたしにつながって
いなければ、実を結ぶことができない。わたしはぶどうの木、あなたがたは
その枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながって
いれば、その人は豊かに実を結ぶ。」
ヨハネによる福音書１５：１～５（新共同訳聖書）
5月6日はY兄の召天記念会でした。未亡人ヤエ姉は昨年5月、ご主人が亡くなら
れた後、ほとんど欠かさず礼拝に出席されています。礼拝に出るのが何よりの喜
び、とても元気になるのですよといつもおっしゃいます。ご主人ご存命中はご一緒
の出席ということは数えるほどだったのですが。私、抵抗していたのかしらと、にっ
こり笑われるのです。今は・・・・神さまの前にいろんな報告をしていらっしゃるので
しょうか、そうやって、ご主人とも会話されているのでしょうか、ヤエさんを捉えてい
る、いえいえ深く結びついている神さまは、なかなか味なことをなさいます。
八十路になって感謝のうちに共なるイエスさまを感じながら生きる、その姿は、
私たちのともし火ともなっています。
4月29日 札幌礼拝堂恒例のバザーがありました。数日前に季節外れの雪が降っ
て天候を心配していたのですが、なんと素晴らしい青空が広がる初夏の気候。
それっとばかりに、外にのみの市雑貨コーナーとお花屋さん、たこ焼き・焼きそばコ
ーナーを設営。通りがかりの人も入りやすいように工夫しました。中庭伝いに幼稚
園へ、園庭には園のPTAのお父さんお母さんたちが工夫を凝らしたゲームコーナ
ー。もう子どもたちは夢中です。ホールではのみの市衣料・手作り食品・手芸品・景
品にご近所の「リトルローズ」さんの手織り作品などのコーナー。いちごのお部屋は
「めばえ劇場」。スオミホールは食堂と喫茶。札幌景観資産になったばかりの礼拝
堂はK兄がご案内係りを勤めてくださいました。
良い準備をして結ばれた心と心。無事終了して力を出し合った喜びに溢れました。
なによりも沢山のお客様をお迎えした喜びは大きく、ご近所の方々、幼稚園児の家
族、北や新札幌の礼拝堂の方々、毎年この日を覚えて来て下さる卒園児や近隣
の方々、そしてしばらくぶりに足を向けてくださった方々、飛び込んできた下さった
方々・・・お元気でしたか？ またお会いできましたね 毎年楽しみなのです
よ・・・交わされることばと笑顔に、いつのまにか、神さま ありがとうございます
こんなにも沢山のつながりが生きて働いているんですね、ご用意くださっているん
ですねと感謝でいっぱいになった一日でした。
