無線の移動運用や電源のない所でのちょっとした作業で重宝しているのが、ホンダ製の汎用機器、EB550 発電機である。
新発売は1985年9月で、この形が世の中に出てから今年で27年、ここにある私のモノにあっては、中古で入手してから約15年という年代物であるが、地味に使い続けてまだまだ現役で活躍しているのだ。4ストロークエンジンだから燃費も良く、コンテストなどでフルに使ってても、燃料タンクを満タンにしてから5時間ぐらいは平気だ。
某Yオークションでも、程度の差はあるにせよ2万円前後の値段で入手でき、修理する際もホンダ製品を扱う店であれば消耗部品も手に入る。
先般の東日本大震災では、停電の最中でも発電機のおかげで蛍光灯を点けたりテレビを見たり、携帯電話の電池を充電したりと、かなり重宝したのだが、日本国内のどこかでいずれ来るであろう現政府民主党の無策による停電に備え、改めて点検と調整をしてみた。
今回の調整で使用した道具は、
・ホンダ 発電機 EB550
・サンワ デジタルマルチメーター CD721
・アドバンテスト デジタルマルチメーター R6441B (交流の周波数が計測できる)
・300/600W切り替え可能な電気ストーブ
・プラスとマイナスのドライバー
である。
このEB550発電機の定格出力は 100V 5.5A (550VA) 60Hzだ。
しかし、これはあくまでも"定格"である。
早速、エンジンを掛けて適当に暖気し、無負荷時で出力されている電圧と周波数を測ってみると、
電圧は 125.3V 、周波数 68.27Hz であった。
まぁ、無負荷だからこんなもんだろう。
ここで、電気ストーブで300Wの負荷をかけてみると、
若干回転が下がって、電圧 107.6V 、周波数 61.28Hz に変化した。
さらに調子に乗って、発電機の定格出力以上の負荷の600Wにしてみたら、電圧が85V台、周波数51Hzあたりまで低下。
そう、この発電機は今さら分かりきったことなのだが、仕様上、かかる負荷とともに回転数と電圧、周波数が変化するものなのだ。
で、結局どこのポイントで調整しようと、負荷に応じて回転が変化してしまうのだから、最終的にはどこで妥協するか・・・なのだ。そこで、現時点での自分の結論は、「電圧が90-120V、周波数は50-70Hzで変化するのが当然ということを念頭で使う!」ということにしておく。すなわち、電源電圧や電源周波数の精度を求めるような機器には使わないほうが無難ということだ。
発電機なんて道具は、日頃の生活を中では使用頻度はそう高いものではないので、イマドキの EU-9i や EU-16i などへの買い換えはしばらく無いだろうな。
新発売は1985年9月で、この形が世の中に出てから今年で27年、ここにある私のモノにあっては、中古で入手してから約15年という年代物であるが、地味に使い続けてまだまだ現役で活躍しているのだ。4ストロークエンジンだから燃費も良く、コンテストなどでフルに使ってても、燃料タンクを満タンにしてから5時間ぐらいは平気だ。
某Yオークションでも、程度の差はあるにせよ2万円前後の値段で入手でき、修理する際もホンダ製品を扱う店であれば消耗部品も手に入る。
先般の東日本大震災では、停電の最中でも発電機のおかげで蛍光灯を点けたりテレビを見たり、携帯電話の電池を充電したりと、かなり重宝したのだが、日本国内のどこかでいずれ来るであろう現政府民主党の無策による停電に備え、改めて点検と調整をしてみた。
今回の調整で使用した道具は、
・ホンダ 発電機 EB550
・サンワ デジタルマルチメーター CD721
・アドバンテスト デジタルマルチメーター R6441B (交流の周波数が計測できる)
・300/600W切り替え可能な電気ストーブ
・プラスとマイナスのドライバー
である。
このEB550発電機の定格出力は 100V 5.5A (550VA) 60Hzだ。
しかし、これはあくまでも"定格"である。
早速、エンジンを掛けて適当に暖気し、無負荷時で出力されている電圧と周波数を測ってみると、
電圧は 125.3V 、周波数 68.27Hz であった。
まぁ、無負荷だからこんなもんだろう。
ここで、電気ストーブで300Wの負荷をかけてみると、
若干回転が下がって、電圧 107.6V 、周波数 61.28Hz に変化した。
さらに調子に乗って、発電機の定格出力以上の負荷の600Wにしてみたら、電圧が85V台、周波数51Hzあたりまで低下。
そう、この発電機は今さら分かりきったことなのだが、仕様上、かかる負荷とともに回転数と電圧、周波数が変化するものなのだ。
で、結局どこのポイントで調整しようと、負荷に応じて回転が変化してしまうのだから、最終的にはどこで妥協するか・・・なのだ。そこで、現時点での自分の結論は、「電圧が90-120V、周波数は50-70Hzで変化するのが当然ということを念頭で使う!」ということにしておく。すなわち、電源電圧や電源周波数の精度を求めるような機器には使わないほうが無難ということだ。
発電機なんて道具は、日頃の生活を中では使用頻度はそう高いものではないので、イマドキの EU-9i や EU-16i などへの買い換えはしばらく無いだろうな。
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