珍しく夫からのリクエストがあり…塩味キャラメルケーキを焼きました。
と言っても、お菓子を焼くなんて久しぶり。
母の影響もあったと思いますが、小学校5~6年生ぐらいの頃に初めて「カップケーキ」なるものを作った記憶があります。大好きだった本の中に「主人公の女の子が一人でカップケーキを作る」というストーリーのものがあり、それを読んで「私も作ってみたい!」。
ホットプレートを使ったホットケーキは作ったことがあっても、オーブンを使って作るお菓子は、それが初めてだったと思います。
本の中のイラストを見ながら何度も作ったので、そのページだけバターの油染みがついたり、粉もついたり、とかなり激しく汚れてしまいましたが「一人で出来た!」という満足感に浸っていました。
卵や小麦粉、そして砂糖やバターという材料が、手を加えることによって黄金色に輝くお菓子になった感動を味わいました。
肝心の味はと言うと…焼き菓子って少し時間をおいたほうがシットリとして美味しいのに、その頃の私は待っておられず、熱いのをハフハフ食べていたので(笑)味の記憶より「湯気」の記憶のほうが強く残っています。
実家では母がよく作ってくれたので、いつも美味しそうな甘い香りがオーブンから漂ってきて、まだかな?まだかな?と何度も覗いてはワクワクしながら焼き上がりを待っていました。バナナ、りんご&くるみ、それに洋ナシ、栗やココア、チョコレートなどを使ったものが大好きでした。季節の果物を使ったショートケーキや、チーズケーキも美味しかったなぁ。あぁ、ヨダレが出そう(笑)。
私自身が、一番凝っていた時期は…20代はじめから半ばにかけて。道具もあれこれ買いましたし、ホントによく作りました。お菓子教室に通って、本格的に勉強したいなぁとも思っていましたが、その頃は着付け教室に通い、茶道のお稽古にも力を入れていたので、お菓子までは…と専ら「本」が先生でした。
今、思い出しても懐かしい…。
ここ何年かは、たま~に作るぐらい。
しかも、材料を混ぜて、型にポン…みたいな簡単なものだけ。
この塩味キャラメルケーキ。カラメルソース入りの生地を焼き上げるのですが、上に見える白いものは「岩塩」。コクのあるケーキと塩味が混ざって美味しいんです♪
これが、カラメルソース。
美味しそう。
この秋は、「栗の渋皮煮」を作る予定。
お世話になっていた会社の先輩が、この渋皮煮をものすごく上手に作る方で、有り難いことに毎年いただいています。栗も大粒で、口に入れると思わず笑顔に。
今年は、自分でも作ってみようかな~と言ったら、レシピをいただきました。
うまく出来るといいんだけど。でも、楽しみ!