魂のロードマップはあなたの中にあります

本当は毎日生まれ変わっているのが私たち
いつだって限りない可能性の光が満ち溢れている

非日常の時間空間

2013年09月29日 | 日記
今日は、茶道のお稽古に行ってきました。

生徒さんは、私を入れて5人。

お床は…筆柿香合(玄々斎好み)、お軸は今のお家元のお祖母様にあたられる嘉代子様直筆のもの、
残花篭には色とりどりの茶花。

いつも最初にご挨拶する前に、お床を拝見させていただきますが、ご準備された先生のお心が感じられて、キリッと身が引き締まる思いがします。

お稽古は、和敬点前…というお茶箱を使ったお点前をさせていただきました。

Y先生の所には、もう20年以上もお稽古に通っていますが、お点前の種類の膨大なこと。
季節に合わせて使うお道具類の中には、1年に1回とか2回しか登場しないものも数多く…従って、それに伴うお点前もやはり1年に1回とか2回。

そうすると、水屋での準備の段階から皆でワサワサ。お点前にいたっては何年経っても「え~っと…」となってしまって、手が止まってしまうことも。流れる水の如く…出来ればいいのですが、なかなか。

それでも過去に必ずお稽古しているので、思い出せば「あぁ、そうだった」と身体が勝手に動いてくれる部分もあります。

生徒さんの中には、銀座の老舗呉服店に勤務されている方もいらっしゃるので、それはそれは美しい和服姿でいらっしゃいます。

静かな空間で点てられる美味しいお抹茶とお菓子、そして、そこで交わされる会話…。
五感で楽しむ時間空間。

贅沢なひと時を、皆様と過ごせたことに感謝です。