ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

どうして彼女が作った手作りチョコは不味いのか?科学的に立証されています

2018-02-14 22:44:36 | 食べ物帳
バレンタインディでした。職場に義理チョコの悪習がないので手ぶらで帰ってきました。
ハハハ…
さて手作りチョコって、本当に美味しいの?って問題。

口どけ滑らかな美味しいチョコレート。そのおいしさを極めるために世界のチョコレート職人が技術を切磋琢磨してきました。
融かしたチョコレートを再び固める。ただただ冷やして固めるのではなく、そこには…
経験とコツで美味しく滑らかなチョコレートを作る方法が職人の技として確立されてきたのです。
その技は素人には不可能で、一流の職人だけが実現できた美味しさの秘技。

しかしそれも今では科学の力で、美味しさを得るための秘密が解明されてきました。

結晶多型が決めて!同じチョコのカカオ脂でも結晶構造は多岐にわたり、美味しいと感じる構造は限られています。
この美味しいと感じる限られた結晶構造を得るために職人は不断の努力を行ってきたのですが、
今では、職人にしかできなかった技が、大量生産のチョコでも科学を生かした生産技術によって再現されているのです。

さて彼女の手作りチョコレートですが、明治であれロッテであれグリコであれ、
大量生産のチョコでも、それは一流チョコレート職人の技を再現した美味しいチョコレートです。
残念ながら一度融かしてしまうとその美味しさはリセットされます。
再び固めてももはやそれは素人が作ったの不味いチョコレートでしかない。
残念ながら、あなたの彼女の手作りチョコレートがおいしくないならば、答えはそういう事。

このあたりの話は広島大学の佐藤先生や上野先生が本を出されています。