ごじゃっぺ日記(旧、看悶日記)

京都生まれのにわか茨城県民による雑多な日記です。内容に一貫性はありませんが、どうかひとつ長~い目で見てください。

岩手から渋滞回避は、福島第一原発を横目に常磐道で

2016-05-05 22:07:39 | ルーテシア
昨日の夕方18時に、八戸でフェリーを下船。
八戸から自宅のある茨城県古河までは約600km。
ということで、昨晩は八戸から180kmの岩手県北上市で1泊することにしました。
さて残り420km、如何に大渋滞の東北自動車道をクリアするか。

結論、東北自動車道は一切利用しない!

朝8時、北上駅近くのホテルを出発。
国道456号線で岩手県南部の山間部の町を山越しながら通過し…
10時前には、宮城県の登米市に。
登米市は「とめ・し」、でも市内の登米町は「とよま・まち」奥が深い。
ここで三陸自動車道に入り、仙台東部道路から常磐自動車道に入ります。

福島県の中央部「中通り」を通過する東北自動車道に対し、海岸部「浜通り」を通るのが常磐自動車道。

途中、高速道路わきの町々から人の気配が消えると、福島第一原発周辺の帰宅困難地域。
除染により発生した放射性廃棄物が、常磐自動車道わきにも山積みです。

最も、原発に近い付近では放射線量が4.1マイクロシーベルト/時。

事故直後の北関東の約100倍なので放射線量はいまだ多いのですが…
常磐道の当該区間を通過する際に浴びる放射線は、
飛行機でアメリカに飛ぶ際に浴びる放射線の約10分の1レベルだそうです。

それでも、森の向こうに事故対応中の原発に立つクレーンが見えるなど気持ちが良いものではないです。
より原発に近い国道6号線は、自動車の通行は可能ですがバイクの通過は認められていません。

今回常磐道では、窓を閉めエアコンをつけ内気循環で通過。
おかげでというとなんですが…原発近くを正午過ぎに通過。東北自動車道の大渋滞を回避し、
若干遠回りなので北上からは450kmですが、15時過ぎには帰宅できました。
(写真は助手席の奥さん撮影)

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