藤井君が、あっさりとすべての冠位を手中にしました。
今日の王座戦は、終盤の6時過ぎから譜面を追っていました。
実は、将棋は、ほぼやったことがありません。
初盤から中盤にかけて、どう打つのかはまったくわかりません。
終盤になって詰むかもしれない場面で、なんとか譜面を追えるくらいです。
そんなど素人ですが、面白かったですね。
見始めたころは、永瀬元王座が主導権を握っているように見え、このまま勝つのかと思いました。
藤井君が守りを固めていたのですが、永瀬さんの王は陣地がスカスカで、いつでも逃げる準備をしていました。
捕まえようのない布陣になっていました
王座戦は、藤井君が1敗した後3連勝したのですが、すべて終盤近くまで永瀬さんが優勢でした。
これは、AIも、解説の棋士たちも同意見でした。
藤井君は、時間が無くなり1分将棋(1分の間に指さなければいけない)になってから本領を発揮します。
AIが圧倒的不利と言う数字を出している中、コンピュータのように短時間で正解を出して、いつの間に勝ってしまう。
完全に、AIを超えています。
びっくりしたのは、投了が簡単な詰将棋の段階だったことです。
永瀬さんも、そこまで詰まれるとは読んでいなかったのでしょう。