眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

離婚後出産の子の父親は?

2007-02-17 | 時事
離婚後300日以内に生まれた子どもは,元の夫の子とする民法上の規定が問題になってきています。
常識的に考えて、300日前と言えばちょうど離婚成立時で、形骸化した夫婦間のレイプとしか考えられないですしね。

遺伝子検査するような規定があればいいじゃないかと考えますが、家族に関する法規定は保守的です。
国民の安定のためには、実質よりも形式と言うことですか。
刑法犯には,怪しげな遺伝子検査でさえ証拠として認めているんですけどね。

それに関するニュースがありました。

大阪地検、無実の中国人女性を起訴…戸籍規定見落とす(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070216i117.htm

元の夫と別居し,別の男性と同居していた中国人女性が、出産した子を元の夫の子ではないのに、父親として出生届を出したものです。
元の夫に認知を求めましたが、当然断られたので勝手に父親を元の夫とした出生届を出し、公正証書原本不実記載・同行使罪で起訴されました。

離婚後5ヶ月で出産したために、事実に反していても、法律上は当然に夫の子となります。
結局、警察と検察の誤りと言うことで、女性に謝罪までしています。

ホント,おかしな法治国家ですね,日本と言う国は。


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