赤福と白い恋人

食品の安全に疑問が持たれている中、また名門のお菓子屋に不正が発覚しました。
関東の人間にはあまりなじみはないのですが、まあお土産になるあんころもちというものですかね。

何度か駅の売店で買ったことはあるのですが、解凍しているのではないかと疑ったことがあります。
それは、包装の水滴、そしてあんこの味が生とは思えませんでした。
そうした時は、やはり製造の表示を見ますね。
その表示が当日のもので、冷凍解凍していないのに、ちょっとびっくりした覚えがあります。

白い恋人のほうは、いわゆる乾き物ですので、賞味期限を別にすれば１年ぐらいは食べられるのでしょう。
赤福は生もので、しかも店頭に出したものをまた冷凍し、再び出荷する時を製造年月日にしていたのですから、比べればちょっと悪質かな。
しかも、保健所は毎年検査に入り，その事実を知りながら見逃してきたようですね。

白い恋人のほうには，思わぬところで影響が出ています。
スポンサーになっているＪ２のコンサドーレ札幌が絶不調に陥りました。
事件が発覚するまで，ダントツの１位だったのが、事件後はほとんど勝てていません。
現時点でぎりぎりの１位を保っていますが、このままではＪ１昇格の３位以内も確保できないかもしれません。

Ｊ２の上位６チームとＪ１の下位チームは、実力的にはほぼ横一線です。
モチベーションの強いところが，上にいけるような状態です。
そんな中の事件ですので選手がかわいそうな気もしてきます。
でも、たかがスポンサーの問題で，モチベーションが落ちるくらいなら、そのままＪ２にいればいいとも言いたくもなりますけどね。