ホンダ CR-Z

発売前から、ちょっと気になる車でした。
ホンダが元気で、CR-Xが欲しかった時期がありました。
家族がいたので、さすがに買えなかったので、インテグラでがまんしました。

さて、CR-Zですけど、スタイルは、ホントCR-Xを新型として持ってきたような感じです。
未来的な感じで、そうこんなデザインの車がほしかった。

売りは、ハイブリッドのスポーツカーだそうですが、評価は分かれるようです。
スポーツカーというほど速くないというものと、十分速いというものです。

ホンダには、インサイトというハイブリッドカーがあって、昨年モデルチェンジしてエコ減税と低価格で、ブレイクしました。
いつもどおり、トヨタからプリウスが出て、もってかれてしまいましたけど。

インサイトの初代はまったく売れませんでした。
それは、2シーターだったからでしょう。
燃費を重視するあまりに、割り切った仕様にしてしまったのです。
その反省からか、CR-Zはスペース的には人は乗れないのに、後部座席をつけています。
最近のホンダはやることがちぐはぐですね。

リタイアした団塊世代がターゲットだそうですが、意に反して20代に受けているようです。
さっきテレビ番組でやっていましたが、CMは若者を意識したようですね。

インサイトも、ちょっと改造すれば、CR-Zと同じくらいに走れるようになっていたそうです。
技術的には、初代インサイトからさほど進歩したものではなさそうです。
メータなどのインパネからして、中年以降の男が好むとは思えません。
今は売れているようですが、なんかマーケティングが失敗しているような気がします。

私自身も、あのインパネの前に座る気はしません。
ハイブリッドでない1500ccのVTECを積んだ軽量スポーツカーが欲しかったですね。
中年以降には、そのほうが受けたでしょう。

ハイブリッドにしたため、これだけの重量になってしまうのならば、
ちゃんと後部座席にも座れる大きさのほうが需要はあったでしょう。
団塊の世代ならば、やはり「羊の皮をかぶった狼」が好みでしょうから。