眇めオヤジの独り言

初老で始めたブログも、寄る人もないまま、いつしか定年を迎えた。
あいもかわらず、気ままに書き連ねていく。

二大政党制は日本に適しているか?

2009-08-23 | 時事
昨日、極端な選挙結果を有権者だけのせいにしましたが、もちろん選挙制度の変革が大きな要因となっています。
中選挙区制から小選挙区制になり、投票差が拡大されドミノ的結果になりやすくなりました。

アメリカやイギリスなど、戦前戦後に議会民主制の手本にした国にならった変革ですが、日本人にとって適切なのでしょうか?
そもそも二大政党制には、キリスト教の影響が大きいように思えます。
善か悪か、はっきり白黒をつける国民性があって成り立つのではないでしょうか?

日本のように一党独裁制が続くのは確かに望ましくありません。
しかし、無宗教というよりも原始的な多神教を心の奥にいだく日本人にとって、白か黒かよりも、その時々に変わるというほうが支持しやすいように思います。

もっとも、二大政党といっても、自民単独では維持できず自公連合で政権を保ってきました。
自民か民主かではなく、3,4の中規模な政党と、いくつかの小政党が連合しながら政権を担ったほうが自然でよりよい政策がうまれるのではないでしょうか?

今回、民主が圧勝したとしても、数年で分裂することを見込んでの投票もあるでしょう。
そもそも、自民、民主とも、党としてまとまっているのが不思議なくらい、個々の政治家の立場は多種です。
民主、自民が分裂し、もっとまとまりのよい政党をつくるのか、分裂して3,4の政党に分かれるのか。
どちらにしても、もっとまじめに法案を議論してから、法律制定すべきです。

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