年齢を感じるのは

さすがに、還暦を過ぎると、若いままの気分ではいられません。
なにしろ鏡の前に立てば、否応なしに年齢を感じさせられます。

ともかく白髪が多くなりました。
還暦までは、なんとか黒白半々かなと思っていたのですが、
今では８割方、白くなっています。

なぜか頭頂にかけては、黒が多いのですが、横や後ろは真っ白のようです。
リタイヤしてしまえば、気にすることはないのですが、
職業柄、染めるべきかどうか、迷って現在に至っています。

顔は、もともと、しわは多かったので気になりませんが、やはり垂れてきていますね。
口元から、耳にかけて皮膚を引っ張ると、若返ります。
顔が商売の人が、整形する気持ちがわかります。

あの御三家の一人も、５０代になって、顔が激しく変化するのには、
ちょっと憐れみを覚えました。
麻薬みたいなもので、効果が切れたら繰り返すしかなくなります。
大金を稼いでいるのにケチって、安価な処置に走って、顔面崩壊した歌手に
比べれば、だいぶましですけどね。

体で感じるのが、反射神経と持続力です。
人ごみで、人をよけるのが下手になりましたし、スキーで特に感じます。
山登りも４時間で切り上げるようになりましたし、疲れが回復しなくなりました。

最近、とみに感じるのが、皮膚ですね。
以前は気にならなかった、若い人の皮膚がまぶしく感じられます。
若い女性は、こんなに白かったのかとか、いまさらに思いますし、男でも皮膚が全くきれいですね。

市営センターで泳いだ後、お風呂に入るのですが、自分より高齢の人ばかりいます。
年齢は、姿勢に出るのですが、お尻が皮だけになって垂れている人がほとんどです。
その中に、ぴちぴちの体をしている人もいます。
現役の肉体労働をしているのでしょう。

旅に出て、温泉に入ると、時折若い人が多いところがあります。
本当に、体が違っていて、特にお尻がつるんとして張っています。
若い時は気づきませんでしたが、若さとは、掛け替えのないことですね。