クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

「 布袋の大仏 」 さんは、今日も静かに人々に安らぎを与える

2014年06月30日 19時41分19秒 | 日記
週刊誌に紹介されていたのに刺激を受けて、 「 布袋の大仏 」 さんの愛称で親しまれている江南市の大仏を拝観してきました。
コンクリート製で高さが18メートルという “ 御嶽薬師尊 ” は、樹木の枝葉の間にひっそりと威厳のあるお顔で座ってらっしゃいます。
奈良東大寺の大仏が、座ったお体15メーター、蓮華座3メーターの合せて18メーターですから、 「 布袋の大仏 」 さんは随分と大きな仏像です。

江南市観光協会名が入った案内板によると、 『 本尊の御嶽薬師尊は誓願をすると病気を除き、不具を癒し、悟りへの道に到達するといわれています。開祖は布袋町在住の故前田秀信氏で体が弱かったこともあり、御嶽薬師尊を信仰され、名古屋市内で鍼灸医を開業、評判がよく多くの人が詰めかけたという話です。四十三歳のとき夢のお告げがあり、人々を病気の苦難から助けようと建立を決意されました。 』
時は昭和24年、時代が時代ですから全てを手作業で整地やコンクリート練りが行われ、5年後の昭和29年2月24日に開眼がされたといいます。

爾来60年、多くの人々の祈りと願いを受け止めてきた大仏さんは、今日も静かに人々に安らぎを与えています。



大仏さんの白毫と左眼。

大仏さんの口許。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする