映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』

2013年04月09日 | Weblog
ふつう

ジョージ・クルーニー 監督
ライアン・ゴズリング、ジョージ・クルーニー、フィリップ・シーモア・ホフマン、ポール・ジアマッティ、マリサ・トメイ、ジェフリー・ライト、エヴァン・レイチェル・ウッド 出演

ペンシルベニア州知事としての確固たる実績に清廉潔白なイメージ、おまけに申し分ないルックスで有権者の心を掴み、民主党予備選の最有力候補に躍り出たマイク・モリス。いよいよ迎えた天下分け目のオハイオ州予備選を目前に、陣営は緊張と熱気に包まれていた。そんなモリスの選挙キャンペーンをベテラン参謀のポール・ザラとともに支えるのは、弱冠30歳にして周囲も一目置く辣腕ぶりを発揮する広報官のスティーヴン・マイヤーズ。彼もまた、モリスの語る理想に心酔する一人だった。ところがスティーヴンは、ライバル陣営の選挙参謀から巧みな引き抜き工作を仕掛けられる。そんな中、選挙スタッフの美人インターン、モリーと親密な関係となり、束の間の安らぎを得るスティーヴンだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=341570#1




退屈なことはないし、標準以上のデキだとは思うが、これだと尻軽女が一番悪いってことにならないか? 
だいたい妊娠騒ぎでたいへんなときに、ほかの男に色目つかってるんじゃねえよ! で終わるよね。

フィリップ・シーモア・ホフマンの演技は特にいい。

『ゴールデンスランバー』

2013年04月09日 | Weblog
よい

中村義洋 監督
堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、柄本明、濱田岳、渋川清彦、ベンガル、大森南朋、貫地谷しほり、相武紗季、永島敏行、香川照之、伊東四朗 出演

仙台に暮らすごく平凡な30歳の独身男、青柳雅春。金田首相が凱旋パレードを行うその日、大学時代の同級生・森田に呼び出された彼は、“お前、オズワルドにされるぞ。とにかく逃げろ”と謎の警告を受ける。その直後、背後のパレード会場で爆発音がしたかと思うと、なぜか2人の前に警官が現われ、躊躇なく拳銃を向ける。訳もわからぬまま反射的に逃げ出した青柳は、やがて自分が身に覚えのない証拠によって首相暗殺の犯人に周到に仕立てられていくことを大量のマスコミ報道で知る。青柳の元恋人で大学時代のサークル仲間でもある樋口晴子は、事件の報道に驚き、かつての仲間たちに連絡を取ろうとするのだが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=334768





ただし、コメディとして(笑)! サスペンスやミステリーとしてはリアリティ不足である。
特に、キルオの扱いの最初から最後まで。

おそらく仙台ローカルを意識して制作されたはずである。そうでないと、整形外科医が仙台にいる必要性がまったくない。隠匿性を高めたいのであれば、ほかの地域や外国のほうがむしろよかったはずである。

上記を含め、規模が大きい割に設定があまい。車の爆発直後の銃撃がおかしい。あんな場所でやるはずがない。またいくら警察官であるとはいえ、ショットガンの市街地での発砲は法律違反である(大門団長を除く)。