映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『影なき狙撃者』

2014年12月13日 | Weblog
よい

ジョン・フランケンハイマー 監督
ローレンス・ハーヴェイ、フランク・シナトラ、ジャネット・リー、ヘンリー・シルヴァ、アンジェラ・ランズベリー、レスリー・パリッシュ、ジェームズ・グレゴリー、ジョン・マッギーヴァー 出演

朝鮮戦争下、米軍マーコ大尉の小隊が中共軍の捕虜となった。やがて、小隊はアメリカへ送還される。だが、マーコは帰還して以来、不思議な夢ばかり見続けるのだった。そしてその原因を調べた結果、小隊は捕虜の時、洗脳の実験体にされ、そのうち誰かが暗殺者に仕立てられていると判明する。そんな中、捕虜仲間ショーの継父である上院議員と対立した政治家が、娘と共に何者かに射殺されてしまう。彼の娘はショーと結婚していた。マーコはショーに不審を抱くのだが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=2405





リメーク版の『クライシス・オブ・アメリカ』を先に観ていたが、こちらがオリジナル。

こぇ~~。冷戦当時のアメリカ右派市民がどのように共産圏のことを考え、恐怖に感じていたかが伝わってくる。

途中で指示を出してくる人が変化するのがひっかかる。




わたしの『クライシス・オブ・アメリカ』の記事
http://blog.goo.ne.jp/jm131/e/a102ef70119fb69235f48c213a9dc9dc

『アステリックスの冒険 秘薬を守る戦い』

2014年12月13日 | Weblog
ふつう

ローラン・ティラール 監督
ジェラール・ドパルデュー、エドゥアール・ベール、ギヨーム・ガリエンヌ、ヴァンサン・ラコスト、ヴァレリー・ルメルシェ、ファブリス・ルキーニ、カトリーヌ・ドヌーヴ、シャルロット・ルボン 出演

紀元前50年。征服をたくらむローマ皇帝カエサルにより、コーデリア女王が統治する国ブリテンは存亡の危機に瀕していた。国家救済の使命に燃える高官ジョリトラックスは、「魔法の薬」で怪力を発揮するアステリックスとオベリックスに援護してもらうことに。凶暴なノルマンディー人を味方につけたカエサル軍を相手に、ついに戦いの火ぶたが切られた。
ストーリーはアマゾンより
http://amzn.to/1uwopJs





予告編を観て『ミッション・クレオパトラ』の続編だとわかったので観た。そのとおりだった。
原作がフランスの人気コミックで、『ミッション・クレオパトラ』がそのシリーズ第二作、本作が第四作目らしい。
1と3は日本では出ていない模様。

『ミッション・クレオパトラ』はとても豪華でおもしろかったのだが、本作はあまり予算がなかったように見える。

ギャグもあまりピリッとしないが、イギリス料理の不味さとバイキングのジェントルマン教育はおもしろかった。

『グランド・イリュージョン』

2014年12月13日 | Weblog
ふつう

ルイ・ルテリエ 監督
ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソン、メラニー・ロラン、アイラ・フィッシャー、デイヴ・フランコ、コモン、マイケル・ケイン。モーガン・フリーマン 出演

“フォー・ホースメン”を名乗る4人組のスーパー・イリュージョニスト・チームが、大観衆が見守るラスベガスのステージで前代未聞のイリュージョン・ショーを披露する。なんと、遠く離れたパリの銀行を襲い、その金庫から320万ユーロという大金を奪い取ってしまったのだ。一夜にして全米中にその名を轟かせたホースメンだったが、FBIとインターポールの合同捜査チームは、すぐさま強盗容疑で身柄を拘束する。しかしトリックを暴くことができず、証拠不十分のまま釈放を余儀なくされる。そこで捜査チームは、元マジシャンのサディアスに協力を要請し、ホースメンのさらなる犯行の阻止とその逮捕に全力で取り組むのだが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=346052





話がまとまってないし、あとだし設定のようなものはやめてもらいたい。

マジックのところで、CGを使うのはいかがなものか。

容疑者の遺体の確認をすぐにはしないのか?

なんだあのラストのこしくだけがっかり愛がすべて感は……。

ダークナイトシリーズの名優がふたり。

タロットカードがあれば、手品師はみんなあんな行動をするのか(笑)?

『アウトロー』

2014年12月13日 | Weblog
よい

オスカル・ソール・アクセルソン 監督・脚本
ソルヴァルドゥル・ダーヴィッド・クリスチャンソン、ヨハンネス・ハウクル・ヨハネッソン、 デイモン・ヤンガー、マリア・ビルタ・ビャルナドッティル、ヴィクニル・ラフン・ヴァルソルソン 出演

1990年代のアイスランドを舞台に、犯罪と暴力の世界にのめり込んでいく青年の姿を描く。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=347942





トム・クルーズのジャック・リーチャーものではないので注意。ニコラス・ウィンディング・レフンが製作総指揮にはいっていて、予告編がおもしろそうだったので観た。

喧嘩っ早い田舎の青年が、ちょっとしたきっかけで本格的な犯罪集団に参加し、のぼりつけていくさまを描く。テンポがいいのとコミカル要素もはいっているのがいい。

『セッションズ』

2014年12月13日 | Weblog
よい

ベン・リューイン 監督・脚本
ジョン・ホークス、ヘレン・ハント、ムーン・ブラッドグッド、アニカ・マークス、W・アール・ブラウン、アダム・アーキン、ウィリアム・H・メイシー、ロビン・ワイガート、ミン・ロー 出演

1988年、米カリフォルニア州バークレー。少年時代に罹ったポリオが原因で首から下が麻痺してしまったマーク。以来、ベッドに寝たきりの人生ながら、みごと大学も卒業し、38歳の今は詩人・ジャーナリストとして活躍していた。そんなある日、彼は新しく雇った若くて美しい介護士アマンダに心奪われる。しかし彼の恋は実ることなく、アマンダは去っていく。やがて失意のマークのもとに、障害者のセックスというテーマで原稿依頼が舞い込む。取材の過程でセックス・サロゲート(代理人)の存在を知り、自らもセックス・セラピーを受けてみたいと願うマーク。敬虔なマークの正直すぎる相談に、最初は戸惑いを抱いたブレンダン神父も、彼の純粋な思いを受け止め、真摯にサポートしていく。こうして期待と不安の中、ついにセックス・サロゲート、シェリルと対面し、彼女と初めての“セッション”に臨むマークだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=346812





主人公の周囲の人間がどんどんいい人でかためられていくことと、セックス・サロゲートがお金をもらって泣くところがポイント。グッときた。

本筋とは別のところも丁寧に描かれていて、シナリオもいい。例えば、中国系のヘルパーがナンパされるところとか。

『もらとりあむタマ子』

2014年12月13日 | Weblog
よい

山下敦弘 監督
前田敦子、康すおん、伊東清矢、鈴木慶一。中村久美、富田靖子 出演

秋。東京の大学を卒業したものの、就職もせず、父・善次が一人で暮らす甲府の実家へ戻ってきたタマ子。家業のスポーツ用品店を手伝うでもなく、ただゴロゴロと暇を持て余しては、時折、世間に毒突いて口だけ番長ぶりを発揮するだけのあまりにも残念な日々を送るタマ子だったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=346720





「間」を楽しむ映画。

前田敦子に演技力は期待しないし無いと思うが、楽しめるだけの存在感があるのだ。

終わり方がちょっと軽すぎるような……。