映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『イントゥ・ザ・ストーム』

2015年02月19日 | Weblog
よい

スティーヴン・クエイル 監督
リチャード・アーミティッジ、サラ・ウェイン・キャリーズ、マット・ウォルシュ、アリシア・デブナム=ケアリー、アーレン・エスカーペタ、マックス・ディーコン、ネイサン・クレス 出演

アメリカ中西部の街シルバートン。この日、ゲイリーが教頭を務める高校では卒業式が行われようとしていた。一方、竜巻の撮影に執念を燃やすピート率いるストーム・チェイサー・チームのメンバーで気象学者のアリソンは、シルバートンの気象状況にかつてない巨大竜巻の可能性を見出す。さっそく一行は、特別仕様の装甲車を駆って現地へと向かう。そんな中、ついに想像を絶する巨大竜巻が発生し、シルバートンの街を襲う。卒業式を中断し、避難する生徒や父兄の誘導に追われるゲイリー。やがてその中にいるはずの息子ドニーの姿がないことに気づくが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=349189





この短さをボンクラ映画監督たちは見習いなさい!
伝えたいことをまともに伝えられずに、ウジウジたらたらと無駄に長い作品ばかりつくりやがって(笑)。

しかも家族問題を重層的に、アホユーチューバー問題をアホっぽく、仕事に対するプロ意識も要点をピシっとおさえて描いている。

息を吹き返したら、ふつうはすぐに病院に向かうだろうな……。

鉄塔が倒れたあたりから、「エンディングが近いのであわててまとめてみました」感が強くなる(笑)。しかし、いい作品だ。

『X-MEN:フューチャー&パスト』

2015年02月19日 | Weblog
よい

ブライアン・シンガー 監督
ヒュー・ジャックマン、ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ハル・ベリー、ニコラス・ホルト、エレン・ペイジ、ピーター・ディンクレイジ、イアン・マッケラン、パトリック・スチュワート、アンナ・パキン、ファムケ・ヤンセン、ジェームズ・マースデン 出演

2023年、地球はバイオメカニカル・ロボット“センチネル”の暴走によって滅亡へと向かっていた。それは、ミュータントに不信を抱くボリバー・トラスクがその抹殺のために開発した最強兵器だった。しかし今や、センチネルはミュータントばかりか人類にも牙をむき始める。そこでプロフェッサーXは宿敵のマグニートーと手を組み、トラスクが開発を始める1973年に遡って危機の根源を絶つことを決断する。そのためにウルヴァリンの魂を50年前へと送り込むことに。やがて地球滅亡のカウントダウンが刻まれていく中、2つの時代で壮絶な戦いが繰り広げられていくのだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=348170





シナリオ(サイモン・キンバーグ)が素晴らしい。前半の敵の強さと途中の味方のケガのところがちょっと不自然(わざとらしいのだよ)だと思ったが、しりあがりによくなっていく。

予想以上で、おもしろくて、自然な展開というのがどれほど難しいのかがしみじみとわかる。

変更される前の世界(これまでのシリーズ)と、変更された後の世界(これから制作されるシリーズ)をどのように表現するのか? 簡単にいうと、これまでに死んでしまったキャラクターをどう扱うのか? が相当難しくなっていくような気もする。