映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ブリッジ・オブ・スパイ』

2016年01月19日 | Weblog
よい

スティーヴン・スピルバーグ 監督
トム・ハンクス、マーク・ライランス、エイミー・ライアン、アラン・アルダ、スコット・シェパード、セバスチャン・コッホ、オースティン・ストウェル、ウィル・ロジャース、ミハイル・ゴアヴォイ 出演

米ソ冷戦下の1957年、ニューヨーク。ルドルフ・アベルという男がスパイ容疑で逮捕される。国選弁護人として彼の弁護を引き受けたのは、保険を専門に扱う弁護士ジェームズ・ドノヴァン。ソ連のスパイを弁護したことでアメリカ国民の非難を一身に浴びるドノヴァンだったが、弁護士としての職責をまっとうし、死刑を回避することに成功する。5年後、アメリカの偵察機がソ連領空で撃墜され、アメリカ人パイロットのパワーズがスパイとして拘束されてしまう。アメリカ政府はパワーズを救い出すためにアベルとの交換を計画、その大事な交渉役として白羽の矢を立てたのは、軍人でも政治家でもない一民間人のドノヴァンだった。交渉場所は、まさに壁が築かれようとしていた敵地の東ベルリン。身の安全は誰にも保証してもらえない極秘任務に戸惑いつつも、腹をくくって危険な交渉へと臨むドノヴァンだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=353946





映画館で観た。

この監督の作品はあまり好きではなくて、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』くらいまでが好きな時代といってもいいかもしれない。『最後の聖戦』も『太陽の帝国』もおおげさすぎたりわざとらしくて好きになれなかった。



本作でも、東ベルリンとアメリカの壁超えの対比やふたりまえの食事のオーダーシーンが〈やりすぎ〉に感じた。列車内の新聞の掲載写真を見る女性の対比まででよかったのに……。



しかし、主人公のキャラクター(仕事に忠実な部分や相手への理解やわからせる能力)の描き方、ソ連や東ドイツの態度とそれに対する反応などとてもおもしろかった。

「わたしの次くらいに嫌われている」シーン、うまいなぁ。