毎回のことだけど。
今度こそ日本に行ったら大きな本屋さんで
一日中ゆっくり過ごしたいと思うのに
そんな時間は到底なく、
その辺にある小さな本屋さんにささっと入って、
二三冊わしづかみにしてレジに持って行くという慌ただしさ。
これはその中の一冊だけれど、
向田邦子さんのエッセイは面白過ぎて、
あまりにももったいないので途中で読むのをやめる(笑)
この本の中には
「ヒコーキ」というタイトルのエッセイがあって、
これを読むと向田さんが無類のヒコーキ嫌いだったことがわかる。
そして、彼女はその飛行機事故で亡くなってしまったのだけれど、
なんだか「あの世」に行っても、
おそらくそのときのことを面白可笑しく書き綴ったに違いないと
思えてしょうがない。
やっぱり「ヒコーキ」なんてタイトルのエッセイはやめときゃよかったとかなんとか。
わたしはと言えば大のヒコーキ嫌いだったけど
最近はちょっと心臓のあたりに毛でも生えて来たのか、
少々揺れたくらいじゃびくともしない。
というか、眠たいフリをするとなんとかなるもので(笑)
物事はとにかく深く考えないようにするといいようで(笑)
大体人間死ぬときゃ死ぬんだ!と思うように誰かにも仕込まれて
最近では機上でも快適な時間を過ごしている(笑)
。。。とでも書いとかないとヤバくね?(ようさん風)