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ホウレンソウに不信感 日系企業はアジアで人気低下

2023-03-11 14:36:00 | その他気になった事

ホウレンソウに不信感 日系企業はアジアで人気低下(NIKKEI STYLE) - Yahoo!ニュース

ホウレンソウに不信感 日系企業はアジアで人気低下(NIKKEI STYLE) - Yahoo!ニュース

政府は、日本で働く優秀な外国人技術者などが滞在1年で永住権を申請できる制度の導入を決めた。日本や欧米の大企業は、中国やインドなど有能なアジア人材の確保に躍起だ。し...

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しかし、22年は言語に次いで、閉鎖的な雰囲気、限定的な昇進、低い報酬を問う声が高まっている。日本の会社の課題は言葉の問題以上に「島国根性」とも呼ばれる閉鎖性なのかもしれない。

閉鎖的な雰囲気とホウレンソウは真逆ですけど?
報告・連絡・相談はどの国でも当たり前の話です。
おそらく、日本流なのは一を聞いて十を知れみたい話かと思います。
そんな事は諸外国の労働者にはとても難しいでしょう。
今の若い日本人だって相手の事を考えた報告は難しいと思いますよ。
そう言う教育を受けていませんから。
上司は時間が無いから、結論を言ってそれの説明をするとしてもおそらく理屈よりも成果なのですから。
その上、低い報酬でやってられないのは仕方ないのでしょう。
最初から、中印や自国の企業で仕事をするつもりで日本企業に勤めてから他へ行くパターンは昔からありました。
しかし、今はその必要もないと思うようになっただけで、その実中身は進歩していません。
ところが日本企業の場合はどこへ行ってもしっかり務まるようなエリートしかいないのです。
その辺りが分からないのが教授職なのかと思います。
おそらく、中国やインドが本当に苦戦しているのはこれまでの開発が全く機能していないのを国から難儀されている点かと思われます。
つまり、開発に成功してこれまでにないような技術で他国を引き離すような品物は出ないどころか、他の国の方がいい物を出してしまいそうです。
原因はコピーだったからとその下の世代までが勘違いしているからです。
勘違いの原因は国に勢いがあると上手く行く物だと思い込みますが、その実所詮真似事でそれに見合うだけの開発努力などをしていません。
結果として賃金の高い中国企業などに言っても使えないのです。
使えないけど、それを雇用するしか無いのが実情でだからGDPが低い成長率で伸び悩んでいます。
それにコロナ対策もまるで差別的な行動でしか出来なかった中国でそんなに飛び抜けた人材がいても全体として上手くは行かないのです。
例えば、電気自動車のように奨励すれば忽ち広がるのですが、何かあると頓挫してしまいます。
基礎が出来ていなかったのが、分かりますよね。

教授が言われているように

権限委譲は大きな課題だろう。

は確かにあるのかもしれませんが、ホウレンソウがないと問題が生じた場合に対応が遅れます。
因みにこの程度の話はアメリカでも当たり前でしょう。
それがたとえメールであっても報告はしますよね。
それに普通に報告書の書き方が出てきます。

それと不思議なくらいホウレンソウを否定するのも出て来るのですが、現実にはアメリカの管理職の方が一方的で指示その物が具体的でないと途中でどうするのか相談になり進まないはずです。
それが進んだとすればそれこそ大問題で、だから中国などはよく問題を起こしますよね。
つまり、責任の所在がないまたはマニュアルその物が規格を遵守するような話になっていないから相談しなくて結果、問題点は後になって大きくなります。

誤解されていると思うのは人気=その企業が成長するとは限りません。
日本の人気企業の多くは30年後にはそれなりのリストラをせざるを得ないのが現実です。
理由は簡単で経済や社会、文化などの進歩で古くなったり、新規の産業の方が好調だったりしますから。
また、好調な時に多く採用すれば管理職や役員職の数からすると当然ですが、狭き門で淘汰されます。
それにこれはどの国でも同じですが、若い人は流動的な労働市場の中で自分のステータスを上げていくものだと思います。

基本、日本でも苦戦している企業が海外でやはり楽でないのを海外の若い労働者が理解出来ないのは仕方ありません。
少なくともそれなりの成長率で伸びてきましたし、また厳しい状況でも自国の会社で苦労する方がまだ違和感は少ないのでしょう。

結局、自分で海外の工場の面倒をみた事がない人が幾ら偉そうに語っても現状の説明に過ぎないでその実見落としている点があります。
日本の若い海外で働く人でもそうですが、実力があると思うのは勝手でしょう。
ただ、それでも世界が動くような事にならないのが限界なまでです。
日本はホウレンソウを戦後78年間もやってむしろ未だに問題は少ないのでしょう。
それが出来ないレベルで先を急いで結果的に迷惑をかけてしまうと後責任は大変です。
そもそもリコールなどの制度自体がアメリカからの導入でそれこそホウレンソウの塊ですよね。
つまり、そう言うのがまだ未完成な国が多いから問題点の抽出はされると困るのかと思います。
むしろ、問題点を挙げて対策する事が仕事でルーティンワークレベルのマニュアルの有るのは作業でしかありませんから。
現実、開発や企画でもその決まった事のレベルを脱せないのが若手社員なのでしょうから。
結局、ホウレンソウによる更新のないマニュアルなんて所詮は進歩しませんから。
現場の改善やこれまで無かったような技術を扱うなら、相談しないと情報の共有が出来ないだけでなく分業している相手ともなかなか上手くいかないはずです。

ミーティングで済む程度でもホウレンソウはホウレンソウです。
それにメールがありますから、そうそう立ち話はしなくても済むのでしょうね。
昔はメールもなくてメモ書きしても呼び出されるのがオチでした。
まして、他の部署と勝手に進捗を進めようものならカミナリが落ちます。
理由は簡単でそう言う根回しをしないような組織だったのを改善出来ないだけの話でした。
その後に部門間でも情報共有するような形に変更されましたから、おそらくここに書いているようなレベルだと世界的な仕事をするには経験上無理かと思います。

日本企業が人気ないと言うよりも世界的な企業で働くには荷が重いと言うところでしょうね。
結局、日本の外資系でもそうなんでしょうけど必ずしも馬が合うとは限りませんから。
特に日本企業で見直すとしたら、理解され難い点を列挙して事前説明なり、失敗例で説明して理解して貰うなりしないと問題が起きた時の対処が本人にとって大変になるのかと思われます。

下手に相談しないで互いに意思疎通を欠くとアメリカの大手のIT会社のリストラみたいに評価されていなかったのさえも気がつかずにその時を迎えるような事になります。






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2 コメント

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Unknown (johji2015)
2023-03-12 04:20:24
監視と言う意味ではアメリカや中国の方が厳しいです。
アメリカは実績が上がらないと普段頑張っていても首ですから。
そこへ行くと日本は組合の有る会社はクビにはしません。
その為に仕事の質を維持、向上させる指導を経営者は管理職にさせます。
それがホウレンソウの中で話す機会が増えてウザがられる時代なのかと思います。
また、中国の監視はズバリ密告や監視する人が存在する程に厳しいです。
これは経験からの話です。
日本が中小零細の経営から相撲の親方的な人間関係で面倒見てきた経緯があって手厚い分世話焼きです。
それは確かに海外の人からすればウザいし、かつ自分を認めていないのでは?と思っても仕方ないのでしょう。
しかしながら、大きなミスを減らして最終的に責任を持つべき経営陣に報告出来るなら相当なミスでもそれなりの説明が有れば判断ミスや指導力不足でカバーして貰えます。
ところが、ホウレンソウしていないと本人の独断とかその自己責任だと本格的な賠償責任みたいな事になります。
穴埋めや保険も説明出来ての話ですから。
ホウレンソウで監視していると言うのならそれは管理職、経営者も自分達の責任を持つ事に杞憂しているからです。
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ホウレンソウ≒監視、ですよ。 (舶匝)
2023-03-11 21:10:07
ホウレンソウは、各人に裁量を持たせないための仕組みです。監獄では使えるでしょう。
けど、事業活動では……そんな状況では、独立した方がマシですよ。


「日本企業はホウレンソウ(上司への報告・連絡・相談)が大事だと言うが、外国人を信用していない、任せてもらえていないと感じることが多い」とも語る。アジアの日系企業は現地社員が新規事業などを提案した場合、現地法人の上司に報告された後、本社で検討、協議されて承認を得るケースがほとんどだ。これではどんなに優れた提案でも、事業開始には大幅な時間がかかる。』
https://news.yahoo.co.jp/articles/9955fd2a07feb37cd0c6312c6b6aace7144ff292
これでは、話にならない。
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