新幹線台車に亀裂 鋼材が薄く削られていたことが原因か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180228/k10011346261000.html
新幹線台車亀裂 川崎重工業の金花社長が謝罪
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180228/k10011346581000.html
恐ろしいと思うのは10年前の台車で今頃発覚している点です。
>台車枠に使われている鋼材の底の部分は、本来の設計では7ミリの厚さが必要であるのに、
最も薄い部分で4.7ミリに削られていたと説明しました。
>このため鋼材の強度が不足し、台車枠と、走行時の衝撃を吸収する部品との溶接部分から疲労破壊が発生して、
大きな亀裂に進展していったと見られると発表しました。
2018-02-28 20:06:41
【追加】
川重が台車の一部削り強度不足か…変形直すため
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180228-OYT1T50043.html
>台車枠は、断面がコの字形の鋼材(厚さ8ミリ)同士をロの字形(縦約17センチ、幅約16センチ)に溶接して作られており、
上部と底部に溶接部分がある。
>関係者によると、川重では2007年の製造時、鋼材をコの字形に曲げるのが不十分で、底面の溶接部分が平らにならなかったため、
一部を数ミリ削っていたという。
加工作業のバラツキとなると溶接を自動化して均一にするなり、逆に削りの精度を出すのに治具できっちりとした面に削らせるか
と思います。
また削った後の寸検をするのでしょうね。