小林麻央さん逝去に がん専門医が思うこと
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakayamayujiro/20170623-00072448/
あのブログの存在は同じガン患者の方に勇気を与えたとマスコミでは言われています。
で、思うのは本人の痛みを取れても現実は厳しく延命を望む場合手術等で喪失感も増すはずです。
生存率はむしろ酷です。
悩まされた事があれば判る話ですが、後何年生きられる、何年しか生きられないの間を
振り子のように迷い続けます。
死ぬんだからほっといてくれと投げやりな態度とそれまでにやることは終わらしておきたいが繰り返されます。
元気な時はやろうとして、悪くなると諦めての反復です。
ドラマチックな話は美談として残っても現実の苦悩は別でしょう。
特に医師を信じられるのかは難しい話です。
しかし、今はセカンドオピニオンも許される感じです。
最適と患者が思う医療をしてもらえます。
ただ、安易な選択で誤診や間違った情報に迷わされるのは止めるべきです。
問題は正確な情報や判断に巡り会えるのかで、残念な結果が信頼を損ねているのは仕方ないのでしょう。
信頼関係の構築には生存率が高まることが早道ではありますが。