考える英語 (英作で英会話上達!)

身の回りの事から、社会情勢まで、幅広い事柄を、自分の知っている簡単な英語で表現していきます。英会話教室をやっております。

英作『悩み7(憑依体質)』答と考え方

2015-07-15 17:12:34 | 英作 解答
《personal problems》


7. 彼女は憑依体質だ。

→憑依する、とは霊がとりつくこと。分析すると、

① 人間と霊の波長が同調すること。人間社会において波長が合うとは、即ち気が合うということ。端的に言うと『好き』ということ。よって

・Ghosts like her very much.

② 憑依現象によって、もし当該の霊が災いをもたらす悪霊であるならば、人間をほしいままに『操ろう』とする。よって

・Ghosts control her easily.

尚、小説などで出てくる 英語表現としては、

・He was possessed by evil spirits. がある。
possess とは、持つ、所有するという意味。have の格式ばった言い方。霊に所有されている=憑依 となっている。

・He was inhabited by the devil or demon.
inhhabit は『住む』という意味。両方最近読んだ小説に出てきていた。

正式な表現といっても、何のことはない。霊に所有されたり、住まれたり。自分で考えても言える。

『憑依』などというと、すぐ和英辞典を引く癖を捨てなければならない。せっかくの自分で考えるチャンスを捨ててはならない。和英辞典に依存する学習習慣が、英語の上達を妨げている。(どうせ依存するなら英英辞典がよい)

何事も技芸の上達は、段階を踏む必要がある。我々英語学習者は、すぐに完璧な表現を求める。ネイティヴならどう言うか。そりゃそうだ。正しいのだが、完全無欠の表現を求める心性(メンタリティー)が、逆に自分の英語表現力を奪っていることにも気づかねばならない。

最初から誰だって完璧に話せないのだ。私の英語もひどい。完璧な表現など知らない。しかし、稚拙であっても、いびつであっても、私は自分の言いたいことを英語で表現できる。臆面もなく、自分の思うことを自分の言える範囲で英語で言う。

ネイティヴと話す。例えば、今回の『憑依』に関して言うとする。もし、私が正式な言い方を知らなかったとしても、私は自信をもって簡単な英語で表現する。そうすると、ネイティヴは、それはこう言うのだと教えてくれるだろう。これが本来の人間同士のコミュニケーションというものだろう。自分の言える範囲で言う。分からなければ聞く。その積み重ねだ。

以上。

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