世界はキラキラおもちゃ箱・第3館

スピカが主な管理人です。時々留守にしているときは、ほかのものが管理します。コメントは月の裏側をご利用ください。

星めぐりの歌

2015-07-11 04:32:21 | 言霊ノート

あかいめだまの さそり
ひろげた鷲の  つばさ
あおいめだまの 小いぬ、
ひかりのへびの とぐろ。

オリオンは高く うたい
つゆとしもとを おとす、
アンドロメダの くもは
さかなのくちの かたち。

大ぐまのあしを きたに
五つのばした  ところ。
小熊のひたいの うえは
そらのめぐりの めあて。

(宮沢賢治)





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初心を忘れないことは

2015-07-10 04:14:53 | 言霊ノート

初心を忘れないことっていうのは大事ですが、
初心でプレイをしていてはいけないのです。
成長した自分がそこにいて、その気持ちでプレイしなくてはいけません。

(鈴木一朗)


   *

人間は、シンプルとか基本に帰ると言う言葉が好きですが、確かにそれも大切ですが、いつまで基本から脱しないつもりなのかと、問いたくもなります。いい加減に卒業して、次の段階に進みましょう。もう少し高度な生き方をするべきだと、考えましょう。高度な生き方とはどういうものか。愛に生きることです。

(青城澄「星の掲示板」)




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その八重垣を

2015-07-09 04:31:29 | 言霊ノート

八雲立つ出雲八重垣妻籠みに八重垣作るその八重垣を

(須佐之男命)

美しい雲のわき立つこの出雲の国に、大事な妻を守るために八重垣を作ろう。素晴らしいその八重垣を。


  *

ああ皐月仏蘭西の野は火の色す君も雛罌粟われも雛罌粟

(与謝野晶子)

ああ麗しい五月よ、フランスの野には赤い炎のような雛罌粟が咲き乱れている。そこに立っているあなたも雛罌粟、わたしもまた雛罌粟。




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罪を天に獲ば

2015-07-08 04:04:09 | 言霊ノート

もし私がその(神の恩寵の)中にいないのだったら、神様がその中へおさめ取って下さいますように。もしその中にいるのだったら、これからもそのままにしておいてくださいますように。もし私が神様の恩寵の中にいないと思わざるを得ないようになったら、私は世界中で一番哀れな女と言うことになるでしょう。

(ジャンヌ・ダルク)


  *

王孫賈問いて曰く、その奥に媚びんよりは、むしろ竈に媚びよとは、何のいいぞや。子曰く、然らず。罪を天に獲ば、いのるところなし。

(論語・八佾)





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因数分解

2015-07-07 04:24:19 | コカブの部屋

コカブです。
さて、今日は算数について考えましょう。

前にも言った通り、教育には国語を優先し、算数はその次にしなさい。なぜならば、国語が人間の心を育てるものだとしたら、算数は人間の力を育てるものだからです。

国語が心とすれば、算数は頭脳に当たるでしょう。生きて行く上で、頭脳を鍛えるのは大切なことです。繰り返し計算練習などして、計算力を鍛えることは、子供たちの生きる力をおおいに伸ばしてくれるでしょう。アスリートが筋肉を鍛えるように、理論能力の土台となる力を作るのに、算数の勉強はとても大事です。

ですが、それを主としては、いけません。論語に知者は仁者を利するという言葉があるように、算数は国語を利するものでなければなりません。国語は子供たちに、心というものを教え、愛の庭への入り口に向かう道を教えてくれます。思いやり、やさしさというものを、美しい言葉で、心に吸い込ませ、人間の心を育てることができます。しかし、算数にはそれができません。どんなに算数や数学を極めても、人間の心を見極めることはできません。

だが、人間の心を正しい愛の道に導くため、時に迷う人間の心が、どこにいけばいいのかを考えるためには、算数の訓練がとても役に立ちます。二つに割ったアンパンのどちらが大きいかを理解するためには、計算能力が必要です。そしてその上で、みなのために一番幸せな道を選ぶということをするのは、算数によって鍛えられた能力ではなく、国語によって培われた自分の心です。

算数が苦手と言う人はたくさんいますが、そんなに気にすることはありません。三角関数などは、わからなくても、ある種の専門家以外は、生きることにそんなに支障はありません。中学生程度の計算力でも、立派に生きて行けます。とにかくそこまでは、できる限り、一生懸命に頑張りましょう。二次関数などはおもしろいですよ。これは国語に応用できます。素数というものや、10進法、12進法などの知識などもかなり楽しい。かのじょは円周率を、おもしろい物語の道具として使っていましたね。E=mc2が何なのかわからなくても、全然支障はない。愛=Iというものがなければどうなるかという意味で、彼は人間の大きな誤りを指摘する歌を作りました。

因数分解がきれいにできた時の快感と言うのも、すばらしい。数学と言う世界にもたっぷりとおもしろいことがあります。

興味を持った人、もっと極めたいと思った人は、数学の道に進みなさい。しかし、それを決めるのは、あなたの、心です。心の土台がしっかりしていなければ、数学もできません。

まずは国語、次が、数学です。これを大事な学びの基本の基本として、自分の土台に書いておきなさい。





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わたしには夢がある

2015-07-06 04:35:56 | 言霊ノート

私には夢がある。それは、いつの日か、私の4人の幼い子どもたちが、肌の色によってではなく、人格そのものによって評価される国に住むという夢である。

今日、私には夢がある。

I have a dream that my four little children will one day live in a nation where they will not be judged by the color of their skin but by the content of their character.

I have a dream today.


(マーティン・ルーサー・キング・ジュニア)




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古えを好み

2015-07-05 05:24:01 | 言霊ノート

ぼくは天才ではありません。
なぜかというと自分がどうしてヒットを打てるかを説明できるからです。

(鈴木一朗)


  *

われは生まれながらにしてこれを知る者にあらず。古えを好み、敏にしてもってこれを求むる者なり。

わたしは生まれつきたくさんのことを知っていたわけではないよ。古賢を慕い、ただただ一生懸命勉強してきただけなのだ。

(論語・述而)




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不思議の森

2015-07-04 04:25:56 | 森の声・花の歌

これはもう何年前になるか、かのじょがこの国の国王を真面目にやっていた頃の写真です。かのじょは毎日のように、近くのお山に上っては、その上にある神社にお参りし、熱心に国と国民にために祈っていました。

これはその頃に、神社の裏にある祠の背後に見える森の写真を撮ったものですが、一枚目は上手く印刷できたのに、2枚目を印刷するとなぜかこんな風になってしまい、捨てるに捨てられず、今日まで書斎の書類ボックスの中に眠っていたものです。

どうですか、単なる印刷ミスのように見えますが、何か不思議な力を感じるでしょう。
写真の中に何かの存在がいて、まるでこっちに向かってきているような感じがするでしょう。エネルギーを感じる絵は、大事にしないといけません。

この木漏れ日の写真は、天使の木漏れ日と名付けられて、本館ブログのプロフィール写真にも使われています。そして実際、この写真の中には天使がいます。

かのじょが毎日祈りに来ていたので、来てくれたのです。かのじょの純真な思いが響き、天使がきてくれたのです。そしてたくさんのことをしてくれて、この国は今までどんな危機に見舞われようと何とか乗り越えて来れた。

あなたがたは、麗しい心を持つ人間を見分け、それを大切にしなければなりません。いえ、人間の心を、もっと麗しくせねばなりません。人類を救ったのは権力でも財力でもなく、一粒の純真な愛だったのです。

貯金をしていくように、こつこつと愛を勉強し、人に尽くしていきなさい。誰も知らないところで、全ての人の幸せのために祈っていきなさい。その心のひびきには、必ず美しい愛が答えてくれることでしょう。





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失敗を恐れないで

2015-07-03 03:50:29 | 言霊ノート

なにかをしようとしたとき、失敗を恐れないで、やってください。
失敗して負けてしまったら、その理由を考えて反省してください。
かならず、将来の役に立つと思います。

(鈴木一朗)


   *

やんぬるかな。吾れ未だ能く其の過ちを見て内に自らせむる者を見ざるなり。

ああ、どうしようもないなあ。わたしはいまだに、自分の過ちを認めて、自ら自分を責めて反省するものを見たことがない。

(論語・公冶長)




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これを知るを

2015-07-02 04:05:27 | 言霊ノート

長く続く強い発見は、
凡打をして、その凡打の理由がわかったときなのです。

(鈴木一朗)


   *

由や、なんじにこれを知るをおしえんか。これを知るをこれを知るとなし、知らざるを知らずとなせ。これ知るなり。

由よ、お前に知るということを教えよう。知っていることは知っているが、知らないことは知らないということを知っている。そういうことを知るということが、知るということなのだ。

(論語・為政)




 おお人間の愚劣さ! おまえは一生涯自分と一緒にくらしながら、しかもまだおまえの一番たくさん所有しているものを、つまりおまえの阿呆らしさを理解していないのを悟らないのか?

(レオナルド・ダ・ヴィンチ)


   *

 されば私は、少なくとも自ら知らぬことを知っているとは思っていないかぎりにおいて、あの男よりも智慧の上で少しばかり優っているらしく思われる。

(プラトン「ソクラテスの弁明」)




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