あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

ETCって税金でできている

2008年05月19日 12時32分39秒 | Weblog
 週間プレイボーイ渾身のスクープ。

「ETCを使ってスピード違反を取り締まるぜ」

を、個人的には追いかけてみたい。そのスジではかなり話題になっているようなのだが、悲しいかな、コッチ系の情報網を持っていないのであった。
 だれかこのへんを警察利権を絡めて語れる奴はいないのかな…。

 概要としては、ETCカードが持っているキー情報と、車の通過時刻のログを取得しておき、ログ取得A点からB点への距離と時間から速度を割り出して、スピード違反者の言い逃れを不可能にしようという話だ。
 オービスやNシステムの進化版で、コレをやられるとレーダー装備は無用の長物と化す。

 Nシステムも似たようなシステムで、コッチはナンバープレートの撮影情報でログを取得するシロモノ。導入時は通な人からはヤがられたそうである。
 今度のこのシステムはGPS連動なので、高速道路以外も有効射程範囲。イヤすぎる。
 Nシステムを利用して逃走経路を確認し、犯人逮捕に結びついた例もあるのだが、特定個人のプライバシーをあぶりだす事もできる。実際警察内で私的に利用され、お偉いさんの浮気情報をゲットし、首を切ったりしている"前科”もある。


 個人的な感想として、現在の道路交通法違反のうち、スピード違反と駐車禁止違反にだけスポットを当てて言及すると、過剰規制で弱者からむやみやたらに金を毟り盗る事が目的としか思えない。
 さらに言えば、規制強化は激減する既存天下り先対策で、新規天下り創設事業に他ならないと思う。

 俺は、竹中平蔵を売国奴だと思っているので、ヤツの言を引用するのはシャクに触るが、「現在の規制強化は、天下り先を企業から消費者に置き換えているだけだ。何一ついい事はない。消費者庁創設もその一環だ(産経5/19朝刊)」というのは、非常に判りやすく、その通りだと思う。

 だいたい、官僚の言はわかりにくい。道路特定財源にしたって、「道路特定財源って、道路建設の借金返済に充ててるんで、ストップされると地方が干上がるんです(道路の建設費用は半分地方負担だから)」とはっきり言えばいいのに、自分達の失策を隠す為に印象を悪くしているようにしか見えないんだが。

 もっと判りやすくしろってんだバカ。


 ところで。
 道路特定財源が戻ってよかった事が1つ。

 ある1つの道路が開通した。
 

 あの辺りは、「ジャパン」やら「まねき屋」やらの安い店や、「ミルフィーユ」や「かつアンドかつ」なんかの美味しい店等、駐車場のある手ごろなスポットの集中地点で、JR吹田周辺の住民にとってはかなりのショートカットが可能になる。

 むっちゃくちゃ遠回りだったんだが、すんげー便利になった。