あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

北京五輪開幕!

2008年08月09日 15時37分39秒 | オリンピック
 北京五輪が始まった。

 流石としか言いようがないパフォーマンスだったと思う。テンポもよく正直圧倒された。
 俺はひそかに、鳥の巣の大惨事の可能性を考えて、最後まで10秒遅れのライブを見つめていた。

 北京五輪のオープニングの解説を聞いてて思ったのだが、昔は本当に中国は超先進国だったんだな…。
 つまりは、「なんでも一番は中国だったんだぜ!」という演技だったのだ。
 紙の発明、印刷機の発明、そして長距離航海を可能にする羅針盤の発明。そして、ド派手な花火…つまり、火薬の発明。

 他国からすれば、中国は昔、本当に「魔法使いの国」である。

 もっとも、それは今誇るべきものではない。
 彼らが言いたかったのは、おそらくは、超大国中国の復活と永遠の繁栄だろう。

 その超大国をあらわす演技を行っている、一糸乱れぬ統率された2008名の技量と、演技中に登場する人民解放軍の動きはまさに完璧。血反吐を吐く思いの練習の成果だろうと思う。

 旧ドイツ軍や、現在の北朝鮮や中国人民解放軍の行進は、まるでロボットを見ているかのように正確なのだが。それに近い。
 この揃い具合は、人権を無視した反復によって身につくものだそうで、正直軍事的脅威のように思えた。
 同時に、演技者達の張り付いたかのような同じ笑顔に、少々気味が悪いものを感じたのであった。


 さて。五輪は順調な滑り出しをしたのだろうか。
 否。グルジアとロシアの開戦という、五輪史上、おそらく初の出来事が起こった。

 つまり平和の祭典である五輪の開会式その日に戦争が始まったのである。中国の面子丸つぶれである。つーかプーチン五輪会場におるがな。

 グルジアとロシアの関係は、現時点ではどっちもどっちだ。どっちも最悪の為政者と言っていいだろうと思っている。プーチン院政も、サーカシビリグルジア大統領も、独裁者みたいなものだ。

 福田自民も小沢民主もどっちも媚中派でタマランとか言っている日本人なんてあまりに幸せだと思わざるをえない。

 グルジア政府は親米路線で、小国ではあるものの、ロシアにとっては要所にあたり、脅威である。なお、先手を打ったのは小国グルジアだった模様。
 とは言え、ロシアは事ある毎に露骨にグルジアの内部分裂工作を継続的に行っているし、大東亜戦争を開始せざるをえなかった日本とかぶる部分があるようにも思え、少々不憫に思ってしまう。
 グルジアは親米なので、アメリカ人がかなり存在する。つまり今回の戦闘で、アメリカ人の死者も数百名いる。
 ロシアVSアメリカの代理戦争…。すなわち第3次世界大戦の様相を呈してきた。
 実は、資源パワー外交を行って、現在わが世の春を謳歌していたはずのロシア。彼らも現在、原油先物市場崩壊と共に、バブル崩壊の真っ只中である。

 もしかしたら、あまりロシアの最近の情勢は聞こえてこないものの、この戦争も景気浮揚策なのかもな…。

 不景気になったら、次々と好戦的な奴らは喧嘩をふっかけるなぁ。平和の仮面をかなぐり捨てて。
 日本だって、特亜という軍事的脅威がすぐそばにあり、そいつらは好戦的なんだけど、日本の自衛隊の力でもってなんとか抑止されているという事実を、ちゃんと知っておくべきだと思うんだ…。



 さて。話は最初に戻る。
 中国の自業自得ではないものの、やはり史上初の汚点付きになってしまった北京五輪。俺の予想の範疇外ではあったものの、中国、気の毒になぁ。最早呪われているとしか思えないよ。
 今まで、漢民族を代表とする中国の各種民族の血と涙を啜って肥え太っていっていた奴らだから、十分に天罰が下る要素はあるだろうからな。天人五衰に陥って沈みゆくのが本道だろう。


 しかし、情けないのは日本選手団だ。まあ上部の指示で仕方なくだろうけど、なんだろうねあの入場は。
 朝鮮、台湾、香港よりも、現在の日本は親中なのかと思うと、正直危機感を覚える。