あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

最近の政治

2009年02月20日 23時01分15秒 | 政治(麻生政権)
 最近、そこかしこで鳩山邦夫政権への動きが見られるが…。脇の甘さは麻生氏と同等かそれ以上なのは間違いない。

「自分の友人はアルカイダの友人である」「毎月ペンタゴンがメシをおごってくれた」

 という以前の、政治家としては有り得ない絶対叩かれる保証つきの発言(上記は代表。他多数。)といい、先日の「児ポ法は、表現の自由を縛ってでも強化すべき」という発言といい、誰を味方にしたいのかわからない人だ。
 ただ、知っている限りでは、ご本人の意識の中に確固とした「正義」があり、それに従って発言している印象がある。
 死刑廃止論に決して組しないという発言通りの、死神と揶揄される法務大臣だし、そういう意味で、児ポ法や人権擁護法案への積極姿勢も持っている。

 個人的には、好きな部類に入る政治家だ。

 だから、現在のかんぽ追及姿勢も、俺はどちらかと言うと、鳩山氏が誰に入れ知恵されているかが、気にかかる。
 この間のテレビ出演も、野中氏と一緒だったのが微妙に気にかかっている。

 現在、この対抗勢力として、小泉一派が「反麻生」を旗揚げした。
 メンバーは、片山さつき、佐藤ゆかり、武部勤、小池百合子、中川秀直等の18名。はっはっは。無論、わざと厳選した筆頭5名だが。いやはやある意味凄いメンツだな。これは戦えねぇな。
 「伝説の勝負師」とまで言われた小泉純一郎も地に堕ちたものだ。
 無論、こちらの背後には、オリックス等の外資と、後ロシアが存在する。わざわざロシアくんだりまで出かけて、あちらで記者会見。今度はいったい、日本の何と引き換えを約束したんだろうね。

 …結局、パワーゲームなんだよなぁ…。金を持っている人同士のパワーゲーム。金の取り合い。そこに、日本国民は存在しない。

 ここ最近、政治ウォッチをするようになって、どうも永田町の雰囲気と国民に乖離があり、声が届いていないなぁと思ってたら、国民なんて必要ないからなんだ。

 年収1000万以下の人は政治に参加する必要などないという話があったりするんだが、その意味が解ったような気がするよ。
 んで、政治に参加できない奴隷どもを率いて、国家転覆を図ろうとする民主党とか共産党って図なのか。

 そりゃー、民心は離れてしまうわな…。必要なのは、イメージ戦略だけという事になる。
 60代以上が日本の富を8割方独占している現状では、普通の方法じゃ声は届かない。

 これは、いずれ革命が起こるかもな。

コンビニ店長の反乱

2009年02月20日 21時44分11秒 | 国内の事件
【朝日】セブンイレブン、加盟店の値引きを制限か 公取委が調査

 複数の関係者によると、複数の加盟店が廃棄される商品の損失を減らす目的で弁当や総菜などを消費期限前に値引き(見切り販売)したところ、同社本部が「フランチャイズ契約を打ち切る」「大変なことになる」などと圧力をかけ制限した疑いがある。

 そもそもなぜ、廃棄せずにタダ同然でも売った方がよいのか?

 月刊ベルダという経済紙の3月号に、「コンビニ業界、限界見えたフランチャイズ商法 止まらない加盟店の反乱」という記事があった。
 この記事で紹介される「1円廃棄」というワザが、セブンイレブンの鬼畜っぷりを暴き出していて面白い。

 「1円廃棄」とは。

 賞味期限が来て廃棄処分にせざるを得ない弁当類を、期限切れとなる寸前に1円に値下し、オーナーが購入し破棄するワザだ。ちなみにこの廃棄法は、法に触れていない。(公取委に確認を取ったそうだ)

 これで、劇的に加盟店の経営が改善するという事は…。ロイヤリティの在り方に問題がある。
 ロイヤリティっつーのは、要するに本部が徴収する利益の事だ。
 で、廃棄しないで買った事にした方が遥かに儲かるという事は、純利益ではなく、売上利益にロイヤリティをかけているという事である。

 簡単に説明すると、売上利益っつーのは、

 売れた金額-売れた分の原価

 である。

 純利益ってのは、

 売れた金額-売れた分の原価-廃棄損

 だ。

 仮に、500円の弁当、原価300円で本部から10個購入し、2個廃棄したケースだと。

売上 8×500=4000円
原価 8×300=2400円
廃棄 2×300= 600円


売上利益は1600円で、ロイヤリティは

1600×0.4=640円

純利益は、売上利益-ロイヤリティ-廃棄分

1600-640-600=360円(儲け)

 となる。

 1円廃棄を使うと。

売上 8×500=4000円
売上 2× 1= 2円
原価 10×300=3000円


売上利益は1002円で、ロイヤリティは

1002×0.4=400円

純利益は、売上利益-ロイヤリティ-廃棄分

1002-400=598円

 となる。

 どちらも本部は損をしていない。要するに値下げした物でも売れてしまうと、原価に含まれてしまうので、ロイヤリティが減ってしまうから、値下げを許さないわけだ。

 鬼畜の所業とは、まさにこの事だな。儲けてる日本の会社っつーのはこんなんばっかりか。純利益にロイヤリティをかけないから、こんな事をされるわけだ。

 なるほど。これはまさに反乱だ。


セブン‐イレブンの正体 (単行本) 古川 琢也 (著), 金曜日取材班 (著)