あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

マネオ、やってみようかな…

2009年06月05日 22時38分43秒 | 経済
 マネオという、お金の貸し借りの仲介オークションが、産経新聞の記事によれば、人気を集めているそうだ。

ソーシャルレンディング マネーオークション
https://www.maneo.jp/


 これが、どういったものかと言うと、例えば出品者が、「100万円お金を借りたい。」いう「金融商品」を出品する。
 で、出品者は、どういう理由でお金が必要なのか…「結婚して金を使い果たしたんですが、子供が生まれたんです」とかを書き、入札者は、この人になら金を貸してもいいと思ったのであれば、「20万円を、金利7%で貸します。頑張ってください。応援してます」とか言った形で入札する。
 出品者は、入札者を選択できるので、債務者が有利な形になる。
 マネオは、1%ほどの手数料で、入札者の金をいったん回収し、出品者に貸し出す。返済の督促等も、マネオが受け持つ。

 確かにリスキーなんだが、俺は悪くないと思っている。むしろ俺も貸してみたい。
 俺は、住宅ローンを借りた時、かなり計算したんだが、例え年率2%であっても、35年とかで組むと、倍額ぐらい返済しなくてはならない事を知っている。

 上記の出品者のようなケースで銀行にお金を借りようとすると、平気で20%近い金利を要求される。無担保・無保証だからだ。
 ちなみに、俺の場合は住宅ローンなので、土地が担保となる。それでも2%。俺は銀行っつーのはあこぎな商売だと思うのだが、どうだろうか。

 で、結局この出品者は、マネオの1%上乗せでも、金利8~9%ぐらいで100万円借りれたそうで、この出品者が真面目に返しさえするのであれば、誰も困らない。ウィン=ウィンの関係だろう。
 出品者は銀行のアホみたいな高利で借りずに済むし、入札者は最低年利7%は魅力的。マネオも、業界一番手だしかなり美味しい。
 ワリを食うのは銀行だけだ。むしろざまーみろと思う。
 これ、ターゲットは多分消費者金融でギリギリ回しているような零細企業とかも含まれるのではないだろうか。
 最近日本から追い出されつつある消費者金融や外資が担っていたニッチな部分の掘り起こしに繋がるんでじゃないだろうか。


 …まあ、一通り褒めたんだけどさ。借金なんてしない方がいいし、金なんて貸さないほうがいいに決まっている。
 俺は、困っている友人に金を貸す事はあるが、全部提供するつもりで貸している。返さなければ、次からは貸さないだけだ。
 これが原因で、疎遠になってしまった友人もいる。

 でもま、なんというか、完全なる赤の他人を信用し、自分の負担にならない額程度の小額で貸付し、7%超の金利なんておいしいじゃないか。
 むしろ、友人知人でない分、元本割れしてもあきらめがつく。

 と、言うわけで、まだまだ経済危機が去ったわけでもないのに、ぐんぐんと回復していく経済と原油と株価を眺めて、怖くて手が出せないでいる俺。
 だぶついた資金で、マネオでもやってみようかなと思っているのであった。