あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

F22を導入したいと…思ってた時期がありました

2009年06月08日 22時05分25秒 | 政治(麻生政権)
【読売】防衛省、次期戦闘機の来年度予算計上見送りへ

 一時期だいぶ話題になったF22ラプター。
 アメリカ自身が費用対効果の面で導入を断念し、「いくら出しても構わない」と言う日本に対して、マイナーダウン開発を行い、さらに値上げして販売する方向性が出ていたが、最近それが無理そうな感じになってきて、ほっとしている。
 日本の為に奔走してくれる知日派の日系アメリカ人、ダニエル・イノウエ上院議員には申し訳ないけれど、F22なんぞ購入した日にゃ、メンテナンスはほぼ全部アメリカ側で、永遠に金をむしられそうだし、ましてや現在アメリカさんのお勧めF35なんかは、性能面で未知数(日本の防衛に向いた機体なのかとか)な上、日本に更なる開発費用の捻出が迫られそうで、やっぱり国益面で日本にプラスになるように思えない。

 正直、国内ライセンス生産OKで、ソフトの改造も国内でご自由にと言われるユーロファイターでいいんでなかろうか。
 俺は、事、軍事に関してはホントド素人なんで、なんだかF22とF35の話は漠然と胡散臭そうだとしかわからない。
 導入するってんなら、俺らにもわかりやすいように情報公開…というか解説してほしいもんだ。
 さらに、使用目的も明らかにして、どういうのを想定して導入するか、決めてほしいもんだ。
 とは言え、軍事記事ってのは日本の新聞、ものすんごく間違っている情報垂れ流しな事が多いからなぁ…。軍事評論家とかも信用できない。
※反論・指摘歓迎します。ただしできたらソース付でお願いします。今本当に調べる時間がない…。


 今のままだったら、どうも欧米のATMとして戦闘機選択しているような気がするんだけど。

 正直、国産武器っていうのは現行法上は馬鹿げていると思う。だから現段階では武器輸入しか選択肢はなかろう。
 武器輸出3原則のせいで、日本で武器を作っても量産する事ができず、武器が輸出できる他国より遥かに高コストになってしまう。2倍や3倍の話ではない。ゆえに、F35の開発参加ってのは、武器輸出3原則の改正も含まれるから日本にメリットもあるんだけど…。釈然としない。

 ええやん国益追求しようよ。平和主義とかホントに馬鹿げているよ。
 かと言って、フランスみたいに見境なく様々な国に武器を売りたい「死の商人」には堕ちたくない…というか難しいなぁ。この問題。

今時の若いもんは…

2009年06月08日 21時57分38秒 | その他
【日経BP】日本人や若者はバカになったのか?

 「今の日本はダメになった」
 「日本人はバカになった」
 「今の若者はバカだ」
 つい、口にしてしまいがちな言葉です。
 しかし、こんな安易で無責任な言葉を口にするのは、意味がないのです。



 最近よく紹介する日経BP。部分的にはそこそこ良い事を書いている事がある。
 いやあ。これはいちいちごもっともだな。特にゆとり世代と呼ばれる連中が本当に可哀想だ。
 ちなみに、うちの会社では「ゆとり世代」が1名だけ生き残っている。
 キャラ的にはゆるゆるで、やる気がなさそうな奴なんだが、なぜか周辺の評価が高く、仕事もそつなくこなしている模様。正直かなりデキる人だと思う。

 ゆとり世代は、その世代だと言うだけで少々敬遠される。

 ウチの業界は、ほとんどのケースで技術者が派遣されるので、事前に必ずと言って良いほど客先の面接がある。なんだかゆとり世代はそれだけで面接が辛いような気がする。

 特に現在、俺の勤め先である近畿圏は、今年に入って設備投資がぐっと減っており、老人・外国人・新人の新規参入はほぼ絶望的だ。
 例えば、1名の技術者募集に50人ぐらいが群がっているような状況で、募集側は選び放題。業務知識、経験、スキルレベルが完全にそろってないと、まず書類の段階で新規は厳しい。 たとえそれらの情報がスキルシート上に揃っていようとも、老人や外国人はまず書類審査で落ちる。

 んで、ますます技術者は自信をなくしたり、ショックを受けたりする。
 今正社員で生き残っているゆとり世代がどれほど評価されている人材なのかは、ちょっと考えればわかりそうなもんなんだが…。バブル世代も現在、現役はむっちゃ少ないんだが。

 俺は、新人教育の考え方として、我が子をがけっぷちから叩き落して這い上がってきた奴だけを採用するのがいいと考えているフシがある。
 おかげで、新人教育をまかされた時、社長に「君は教育係には向いていない」といわれた。
 褒めて伸ばすのが現在の教育のデフォルトである事は重々承知しているんだが、難しいんだもんそれ。
 だけど、新人教育には必要だと思うその厳しさは、ある一定のレベルを超えたら逆に邪魔になると思うのだ。
 基本的に相手を叱らず、大仰に部下の発想に驚き、事ある毎に評価してくれるトップの方が、明らかに部下は100%以上の力を発揮している。

 「鉄は熱いうちに打て」という言葉は、最初だけは真剣に叩きまくればいいという意味も含んでいるのではないかと、俺は思っている。

 その点、慢性的に日本人をいじめ続ける上記のような台詞を簡単に吐くバカ…。まあ主に団塊の世代なんだが、あきらかにやり方がズレていると思う。

 「最近の若者」とか、ひとくくりにしてんじゃねぇよ。と文句を言いたいところなんだが…。俺だって団塊の世代をひとくくりにして非難しているわけで、人のことは言えないわな。

 でもなぁ…。確かに、俺の周辺にはすごい団塊の世代ってのがいてるのは確かなんだが、全員嫌な奴なんだもんな。
 成功体験大きすぎ。思いやりのない連中ばっかりだ。

 だいたい、若者の態度を非難する記事をよく見かけるけどさ、俺そんな最低の若者ってあまり見た事がないんだけど。